2017 08 / 07 last month≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09 next month
スポンサーサイト  --/--/--  
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 | スポンサー広告  | Page Top↑
イルカ  12/23/2007  
イルカイルカ
(2006/03/20)
よしもと ばなな

商品詳細を見る


『イルカ』よしもとばなな

装丁の妊婦さんのイラストが可愛かったから、気になってた作品。
装丁で使われている銀色と海の青緑色が素敵。

ストーリーは、ずっと結婚や子供なんて、家族に憧れがなく
「母」としての顔とは無縁で暮らしてきた女性が妊娠出産する話。
子供を授かるという一連の出来事が起こったきっかけから始まり、
子供の父親、五郎と、その長年の恋人ユキコさんとの関係とか。
赤ちゃんがおなかにいることがわかってからの、心境の変化とか
つぶさに書かれてて、意外と妊娠出産に経験のない自分でも
すんなりと読むことができた。

これを読んで、赤ちゃんが欲しいなーとかあこがれる気持ちは
そこまで湧かなかったけど、ただ、小さな命が誕生するという奇跡に対する
感動や、生命への畏怖があふれた作品で、読みながら
生きる力を感じることができた。

よしもとばななのエッセイとかで、実際の彼女の妊娠出産とかを書いてるのは
あんまり読んだことはないんだけど、子供ができて、作者が少しづつ
変化する、というより、新たに生まれ変わったように、
外部からの影響を受けて、変化して新たなステージに立っているような気がする。
発展し続ける作家、というのかな。
常に新しいことに挑戦するという姿勢が評価される作家もいるけど、
そういう狙った挑戦や発展じゃなくて、実生活に自分に起こった題材から
自分がどう感じたのか、その経験から生み出された作品っていうのを
目にすることができて、そこは自分は感動した。

ブックレビュー | よしもとばなな  | TB(0)  | CM(0) | Page Top↑
Secret




TrackBack URL
→http://nutsmeg.blog107.fc2.com/tb.php/99-0e7299c6

Blog状況

最近の記事

カテゴリー

訪問者数

メールフォーム