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東京バンドワゴン  11/04/2007  
東京バンドワゴン東京バンドワゴン
(2006/04)
小路 幸也

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『東京バンドワゴン』 小路幸也

ある読書ブログで記事を読んで以来、読んでみたいな~と
メモっていた本。あっさりと地元の図書館にあった。
聞いたことがない作家だから、こんな縁がなければ、
読むことなかったでしょう。どこでどう縁が繋がって、
本と自分が繋がるか。感謝感謝。

話は音楽関係とかじゃなくて、立派に明治時代から続く古本屋
<東京バンドワゴン>の堀田家のお話。
なんと4世代家族のお話なのだ。
3代目の勘一(79歳)、その一人息子の我南人に、その子供、
紺と、藍子、愛人の息子の青。
紺の妻の亜美に息子の研人、シングルマザーの藍子の子供、花陽。

冒頭に登場人物紹介があるのだけど、
ややこしい…って読み始める前に家系図でもかいてから
読もうと思いきや、物語の語り部が、79歳勘一の死んだ妻のサチなので
読み始めたら、混乱することなく、すらすらって読めた。
ところどころに家訓が張られているお家で、

<文化文明に関する些事諸問題なら、如何なる事でも万事解決>
<本は収まるところに収まる>
<煙草の火は一時でも目を離すべからず>
<食事は家族揃って賑やかに行うべし>
<人を立てて戸を開けて万事朗らかに行うべし>

などなど。家訓がある家に住んでみたい…。

あたしは核家族で育ったので、こんな大家族の話しに憧れる。
誰か毎日家にいて、うっとうしい時もあるかもしれないけど、
確実にそこには自分の場所があって、話し相手もいるし、
寂しい思いをしないでいられそうで、そこが羨ましい。
家に帰っても一人ってことは、滅多になさそうだしな。
出来るなら、人生長いし、賑やかな家族構成で生きていくのって
ある意味、生きるを一番毒する孤独から遠ざけてくれる特効薬になりそう。

話は、春夏秋冬にわかれて、それぞれの季節に
東京バンドワゴンに訪れる謎解きとともに、家族の
一人一人の人生が変わっていく。
勘当されて嫁に来た亜美の実家とのやりとりや、
愛人の子供で生母の顔を知らない青の結婚式や、
いろんな家族の出来事が共に綴られてて、
ただ単にミステリーとして読むよりは、
そういう家族愛を描いた物語として読むと良いのかもしれない。
「8時だよ!全員集合」みたいな雰囲気がある。
ドラマにしてもいいだろうな。

あたしが登場人物で気に入ったのは、
伝説のロッカーである我南人。つねに「~なのねぇ」って
おねえ言葉みたいに喋っているのだけど、
決めるべき時にはビシッと決めてくれる姿がカッコいい。
流石はロッカー。口癖がLOVEなのが、また良い(笑)
あと、ちょっと好きになりかけていた青も恋人できるし、
残念だったけど、それもありかな~と思った。

続き物で、第二作目も発売されてるらしいので、
早くそっちで堀田家のその後の知りたいな。
図書館で探してみよう♪



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