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執恋の二次創作『I love you, Daddy !!』の
分割、その4になります。

1つの記事で読まれたい方は
こちらから。

分割は(その1その2その3、その4、その5
こちらからどうぞ。

以下、創作になります。
ご了承の上、ご理解いただけた方のみ
お読みください。

******** I love you, Daddy!! その4 ********




ねえ、なかおかさん?

はい。




なかおかさんだったら
大好きだから
せんぞくしつじになってもらって
大きくなったら
けっこんしてもいいよ。



「****お嬢様」


さっきの約束守ってくれるなら。

そう言ったあたしに
にっこりとなかおかさんは笑う。

「約束しなくても忘れません。あんなに素敵な約束は」

****お嬢様なら
目に入れても痛くないですから。


・・・ん、また難しい。
またへの字口になって
なかおかさんを見つめたあたしの
あたまを優しく撫でてくれた。



しかし・・・・・
執事にしろ・・・・私はよくても、
****お嬢様のパパが
許してくれそうにありませんね。



そうかな?
ぱぱ、反対する?

ええ、反対するでしょうね。


じゃあ、はんたいされても
だいじょうぶなように
約束しよっか、なかおかさん?


ゆびきりしますか?



そう笑ったなかおかさんの
言葉と手を出そうとしたら。



「****!」


あたしを呼ぶ声が聞こえた。


ん?って振り返ると
あたしの後ろには
いつの間にか
ぱぱがいる。


え?


ぱぱがぐっとあたしを
後ろから抱き上げた。
なかおかさんと引き離す。


「こら。中岡。うちの娘に手を出すんじゃない」


ちょっと無表情のぱぱが
なかおかさんに言う。
そしてあたしには
優しい顔をしてきく。

「ほら、****。中岡になにかされなかったか?」

くすっと笑いながら
ぱぱがあたしに聞いてくる。


「なにか、って、おい、真壁!」

なかおかさんが
ちょっと慌てたようにいうのを
横目でちらりとみる、ぱぱ。


ちょっといたずらしてるみたいに
目がキラキラしてる。
ぱぱ、ままに
意地悪するときみたい。
ちょっと嬉しそう。

ぱぱ、中岡さんにたまに
ちょっとこうやって
意地悪するんだよね。

それはわかってるけど
楽しそうなパパに
だっこされてるのが嬉しくて
あたしは、ぱぱのほっぺたに
ふたつ手を当ててにっこりした。


「ううんー。何もされなかったよ」


あたしがにっこりすると
ぱぱもちょっとだけにっこりする。


・・・ぱぱはなかおかさんみたいに
いつも笑ってはいないけど
でもたまに笑ってくれるのが
とてもカッコいいの。


思わずぱぱをじっと見てしまう。



なかおかさんがね
あたしのしつじに
なってもいいよって
言ってくれたんだ。

だから、****を
およめさんにしてくれる?って
きいたの。そしたらね。

「そうしたら?」


「してくれるって!」


うんうん、と話を
パパが聞いてくれるのが嬉しくて。



ねえぱぱ、なかおかさんに
せんぞくしつじになってもらって
****が大きくなったら
およめさんになってもいい?


思わず勢いよく訊いたら。


ぱぱはさっきまで
笑ってたのに
ちょっと怖い顔をして


「中岡」

と呼んだ。

あれ?ぱぱ、不機嫌?
でもなかおかさんは
上機嫌?


「いいだろう、真壁?」

「だめだ」

えー!!??


「なぜ?」

なかおかさんが
笑いながらも
ちょっと驚いた風に言う。


「なぜって・・・お前、年が離れすぎてるだろう?」


ぱぱがちょっと言いづらそうに
しかめっ面をしながら、そう言った。

ちょっと顔が赤くなってる。


「ふふっ。真壁、お前も父親なんだな」

からかうような、なかおかさん。

「なっ・・・・」


ことばにつまったぱぱ。
????

目をパチパチさせながら
ぱぱをみていたら、
なかおかさんが話しかけてきた。


「さっきのお約束しますか、****お嬢様?」


にっこりあたしを見つめる。
なんだかめちゃくちゃ
なかおかさんが
機嫌よさそうだよ?

なかおかさんが
手を出してきた。

さっきのゆびきりの続きかな?


うん。あの4つの約束
守ってもらえるんだったら
なかおかさんとゆびきりするんだ。


思わず手を出そうとしたら、
ぱぱがあたしをだっこしたまま
身体をよけて
中岡さんの手が遠くなった。


「あ・・・・・、ぱぱ?」


「こら。勝手に約束するんじゃない」

ぱぱがなかおかさんを
軽く睨みながら
背中をむけた。

「****も。見ていないところで、あんな約束をしたらだめだ」

「?なんで?」

「・・・・なんで、でも!」

「? だってなかおかさんだよ?」


「・・・・誰だってダメだ」

「???ぱぱ、意味わかんないよ?」

ぱぱの顔を
そーっと覗き込むと
目のところに皺を寄せて
目を瞑ってる。

なんだか急に
機嫌が悪くなったぱぱと
あたしの会話をきいて
なかおかさんがくすくす笑い始めた。


「・・・・何がおかしい?」


ぱぱの顔がちょっとだけ
赤くなってる?


「いや・・・。本当にお前って」


そこまでいって、中岡さんが
それ以上いえないのか
くすくす笑ってる。

ますます、ぱぱが
むっつりしてきたよ。


「もういい。****、部屋に行くぞ」

子どもはもう寝る時間だ。


そう言われて
部屋の時計を見ると
9時だった。


ぱぱはあたしを
抱っこしたまま
なかおかさんから離れた。

あれー?
なんか、ぱぱったら
変な態度。

今日はあたしの誕生日パーティだし
もうちょっと起きていたいよ。


そう言おうとしたんだけど
でもこの様子だったら
きっとこのまま部屋に
つれていかれるんだろうな。


こういうぱぱになったら
わがままとか聞いてくれないの
わかってるから。

もうおとなしく、
ぱぱの言うとおりに
部屋に戻ることにした。



あたしは、抱っこされながら
ぱぱの肩越しに
遠ざかっていく
なかおかさんに
ちょっと手を振った。

(なかおかさん、またねー)

なかおかさんもちょっとだけ
手をふってくれる。

(ばいばい)




「片付け終わったら、ビリヤードのところに行くよ」



さっきの件は
ビリヤードの勝敗で決めよう。


笑い声が混じった
なかおかさんの声が
聞こえてきた。


でも・・・・その声にも
ぱぱは返事しなかった。


へーんなの。











**********その4終り******

その5はこちらから。
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