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執恋の二次創作『I love you, Daddy !!』の
分割、その3になります。

1つの記事で読まれたい方は
こちらから。

分割は(その1、その2、その3、その4
こちらからどうぞ。

以下、創作になります。
ご了承の上、ご理解いただけた方のみ
お読みください。
****** I love you, Daddy!!!その3 ********


ジュースを持って部屋に戻ったら
みんな、遊戯室に移動してた。

ビリヤードをしている
慎おじちゃまのところに
ゆーとさんが行ったから
あたしはなかおかさんを
探した。

(しつじって言ったら・・・・ゆーとさんとなかおかさんだもんね)

なかおかさんに
しつじのことをきこうと思ったの。



隣の部屋を覗くと。


なかおかさんが一人で
道具の手入れをしてる後姿。






思わず嬉しくなった。
よし。



そうっと近付いて・・・・・。




「だーれだ?」


後ろから目隠しをした。


「え?!!」


「****お嬢様?」
なかおかさんがびっくりしてた。



「えへへ」
ばれちゃった?

なんでばれちゃったの~あれ?

でもいっか。


背中から抱きついて
なかおかさん~って
名前を呼んだらそのまま、
おんぶされた。


「なんで、すぐわかったの?」

肩ごしになかおかさんを
にっこり笑ってた。

「あんなに小さくて可愛い手は、****お嬢様しかいませんからね」

あ、そっか。

思わず笑ってしまった。
このお屋敷に子どもは
あたしだけだもんね。


「もう、本当にお嬢様はいたずらっ子ですね」


笑いながら立ち上がった
なかおかさんが
おんぶしたあたしを
左右に大きく振って
振り落とす真似をする。

それがとても楽しくて
きゃっきゃっと
思わず笑ってしまった。


ひとしきり、
落ちるのか落ちないのかと
遊ばれた後、あたしはそのまま
なかおかさんの背中に
ぴったりくっついた。

笑いすぎて
息切れしてる。

おんぶされて
なかおかさんの背中が
あったかい。
はあはあしている顔を
当ててみる。

気持ちいいよ~。

なかおかさんの心臓の
音が伝わってくる。

背中に頬を当てて
ぎゅっと抱きついたら
しばらくそのままでいてくれた。



ちょっと背が高い。

おんぶされてみる高さは
ぱぱのより低いけど
でも、ぱぱとは違うんだ。


ぱぱより、なかおかさんのほうが
こうやって抱きついたときに
遊んでくれる。


なかおかさんが
おんぶしてくれるのが好き。


だから、いたずらしちゃう。
わざと背中狙うの。

小さい頃から
いつもなかおかさんを見たら
抱きついたりして
ぐるぐるぎゅーってして
遊んでもらってた。


なかおかさん、だいすきー。


そう言ったら、
なかおかさんがふんわりと
笑う感じがした。


よく、おうちに遊びに来てくれる
九条院家のしつじさん。
おうちに来るときは
いつもあたしにちいちゃい
お土産を忘れない。


ずっとずっと前から
あたしを可愛がってくれる人。


お嬢様、そろそろ下ろしますよ?

そう声をかけられて
ん、って返事をしたら、
近くのソファに下ろされた。


そして、乱れた服や髪の毛を
なかおかさんが手で直してくれる。

乱れたスカートの裾も
きちんとされて
ほこりも払われる。

目隠しする前に
ボードに置いたオレンジジュースを
取ってきてくれて
飲ませてくれる。


ふう。
おいしいよー。


オレンジジュースをこくりこくりと
飲む様子をなかおかさんが
じっとみている。

オレンジジュースを片手に
気になったことをきいてみた。


「ねえ、なかおかさん?」

「はい」

「慎おじちゃま、あたしにしつじ、くれるかな?」

ちょっとむずかしいかな?と
あたしが首をかしげると
なかおかさんがにっこり笑ってくれた。

「大丈夫ですよ、****お嬢様」

慎一郎様はお嬢様との約束でしたら
必ず守られる方です。


そういってじっと見つめてる
なかおかさんのことばに
ちょっとだけ安心した。



でもね。

あたしがほしい、せんぞくしつじは
なかなかみつからないと思うんだ。

慎おじちゃまでも
大丈夫かな。

だって。


「あたしに毎日あいしてるって言ってくれておよめさんにしてくれるしつじだよ?」


みつかるかな。
ぱぱみたいなしつじ。



ぱぱみたいにカッコよくて
ぱぱみたいにすてきで
ぱぱみたいにだんでぃで
ぱぱみたいに・・・んー、
とにかく、ぱぱみたいな人。



あたしが難しい顔をしていたのが
おかしかったのか
なかおかさんがくすっと笑う。


飲み終わったオレンジジュースの
グラスを受け取ってくれた。


そして、膝をついて
あたしの目線を合わせて
おでこをごっつんこさせて
言ってくれる。

その声はとてもやさしい。

顔のすぐ近くに
なかおかさんの顔があるよ。




「もし見つからなかったら、私が****お嬢様の執事になります」


「えー、中岡さんが?」

「ええ」


・・・それも、いいかも?
んー、でも。



「****をおよめさんにしてくれるの?」

「****お嬢様なら、喜んで」

くっつけたおでこを離して
なかおかさんをじっと見てみる。






うん。

悪くない。


でも、気になるよ。


「んー。中岡さん、ぱぱよりとしうえだよね?」

「そうですね。真壁より年上です」


なかおかさんは、
ぱぱのことを苗字で呼ぶ。
ぱぱがままの執事だったころ
一緒に働いていたから。


「・・・****より、すごく年上?」

「ええ、そうですね」



なかおかさんって何さいなんだろ?
ぱぱよりも、もっと
わかもの、に見えるよ。

でも、あたしより
ずっと何年も年上だよね。


「・・・・****が大人になって結婚したら、中岡さん、もうおじいちゃん?」


「そ、それは・・・・」

なかおかさんが
少し気まずそうに笑ってる。

「けっこんできるのかな?」

あたしの質問に
ちょっとなかおかさんが
考えた後。



「お嬢様が大人になって、結婚したいと思われるのなら」

くすっと笑いながら言ってくれた。


けっこんしたいと
おもわれるなら、って
なに?

思ってたら結婚できるってこと?
よくわからないな。



「なんか難しくてわかんないな」


首を傾げたあたしに
なかおかさんがにっこり笑った。
そして、ほっぺたを撫でてくれる。

おやゆびで優しく。
少し目を細めてて。
すごく優しい、なかおかさん。


いつもなかおかさんは
あたしにすごくやさしい。
こうやって撫でてくれるのも。

あたしの話を
1つ1つちゃんと
聞いてくれるところも。

だきついたら
ぎゅーっと抱き返して
遊んでくれるところも。


あたしのしつじになっても
毎日こんなにやさしくしてくれるかな?


ゆーとさんも好きだけど
なかおかさんも好きかも。


「ねえ、なかおかさん」

「はい?」

「毎日、あたしにお花くれる?」

ぱぱが毎朝ままに
お花をプレゼントするように。
ままの好きな花を
毎日飾ってくれる。


「ええ、忘れずに毎日お花をプレゼントしましょう」

約束、1。


「毎日帰ってきたあと、ハグしてくれる?」
仕事から帰ってきたぱぱが
ままをハグして、キスするの。
あたしにハグしてくれるのは
いつも、その次。


「ええ、いつでもハグしますよ」


約束、2。



「手を繋いで歩いてくれる?」
ままとぱぱはすごく仲良しだから。
いつも傍にいるときは手を繋いでる。



「お望みなら」


約束、3。


「毎日、あいしてるって言ってくれる?」



「愛してますよ、****お嬢様」


あ・・・。


「今じゃないよ!」


思わず笑ってしまった。


「何回でもいいますよ、****お嬢様」
いつだって、今だって。

そう言いながら
なかおかさんが
ぎゅーっとしてくれる。



なんか変なの。

これって、約束、4?



でも・・・・・。

今のなかおかさんの
「愛してる」は
ぱぱがままにいうときの
「愛してる」、じゃないみたい。


なかおかさん、にこにこしてるし。


ぱぱがままにいうときは
もっと違うのにな。
なんか・・・もっと違う声。


ぱぱがままに言う時を思い出す。


ぱぱがままだけを
じっと見つめて
目を少し細めていうの。
愛してるって。
すごく大事そうに。

ままもぱぱを見つめてて
すごく嬉しそうに微笑む。

ままとぱぱは
ぎゅっと手を繋いでるの。



あたしは、そんなぱぱと
ままみたいになりたい。

だから、毎日愛してるって
いってくれるしつじがほしいの。

ぱぱがままに愛してるって
いうように、あたしに言ってくれる人が
あたしのしつじになるといい。



・・・なんか、今のなかおかさんの
愛してる、は、ぱぱみたいな
愛してる、じゃないけど
でも、愛してるって言ってくれてるしな。


なんかちょっとちがうけど
でも、あたしが大人になったら
なかおかさんが、ぱぱみたいに
あたしに愛してるって
いうのかな?


ちょっと考えていた
あたしをなかおかさんが
にっこり笑う。


ぱぱのほうがいいけど
でもなかおかさんも
やさしいからいいのかもしれない。










********その3おわり********

その4はこちらから。
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