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『Black&White』の魔莉さんに捧げます!

彼女がブログを始めたら
なにか一緒にお話でも、という
約束で、今回書かせていただきました。
真壁の!病的ギリギリの愛です(爆)

結構、あたしとしては・・・・
きわどい感じで書いちゃったと思います・・・。
なので、エロい感じが苦手だったら、
読んで大丈夫かな?と心配なお話です。

でもいちお、これは
魔莉さんへの捧げ夢なんで♪
彼女が気に入ってくれたら、何も言うまいw

長いので分割にしています。
こちらはその1です。(その2はこちらから)
1つの記事で読みたい方は、こちらへ。


以下、創作になります。

ご了承の上、上記の注意を踏まえ
ご理解くださった方のみ
お読みください。










******** 願いごと *******
For Mari !!








星に願いごとを。







When you wish upon a star
Make no difference who you are
Anything your heart desires
Will come to you


星に願いごとを
誰だって
心を込めて望むのなら
その願いは叶えられるでしょう










一緒に夜空を眺める彼女が
そんな歌があったね、と笑う。


軽く口ずさむ、そのハミングが
夜風に乗って俺たちを包む。



夜の時間、あずまやで
ナイトティを飲んでいるときでさえ、
その庭園の上に広がる夜空を眺め、
流れ星が落ちるならば。


彼女が流れ星に願い事をしようと
会話の途中で、一生懸命
目を凝らす。



その子どもっぽい姿に
俺は思わず、
くすっと笑ってしまう。







願いごとか。



誰かに叶えて欲しい願いならば、
自分で叶えたほうが早い。
願い事なんて所詮、
自分が動かなくては叶わないのだから。





そう彼女に言っても、
その可愛い頬を膨らませて、
夢がない、と怒るだけだから。




俺も一緒に夜空を見上げる。





何を祈るんだ?




そう訊いても、彼女は答えない。
少し恥ずかしそうに笑う。


言ってしまったら
願いごとの効果がなくなる、から。




彼女を溺愛している俺は
そんな子どものような言い分さえも
優しく許してしまう。







星に願いを。




彼女が流れ星を探す時間、
その横で、俺は
彼女と過ごす時間を楽しむ。


彼女は夜空に夢中だが、
俺は彼女に夢中だ。



横目で彼女の姿をちらりと見る。
空を眺める彼女の横顔。

口ずさむ優しいメロディ。




今、この夜空の下に2人でいられる奇跡。




穏やかな時間。
こんな時間がもっと続けばいい。















真壁さんは願い事とかしないの?



不意に一緒に夜空を
見上げている時に訊かれた。







しないよ。



笑って答える。



そうなの?





不思議そうに唇を尖らせる彼女に
俺は微笑む。





まあ、願いごとがあっても
・・・・まず、星にはしないな。




え?じゃあ、何にだったら願い事するの?




そうだな・・・・。




神になら、願い事をしてもいいかもしれない。



神様に?



そう。
神だったら、星よりも叶えてくれる力がありそうだろう?




んー。




願いごとをするからには、絶対に叶って欲しいから。



まあ、神頼みしなくても
俺は自分の手に入れたいものは
手に入れるがな。





(俺が一番欲しかったものはお前だよ)




そういって、彼女の腰を抱くように抱きしめた。




従順な彼女は抱きしめられるまま、
すぐに夜空を見上げるのをやめて、
俺の胸にその頬を寄せる。




温かいよ、真壁さん。



そう言いながら、ふんわりと笑う
彼女の頬は赤く染まっている。



その可愛い笑顔を見ていると
俺は本当に心の底から想う。

お前を幸せにしてやりたいと。


だから言うんだ。








お前の願いごとなんて、
俺が全て叶えてやる。


お前が願うのなら。
世界の果てまでも
探しにいく。



何でも言うといい。

何が欲しい?





























・・・・・・・・・













もし、神がひとつだけ
俺の願いを叶えてくれるのなら。





俺は心から願うだろう。




お前が俺のことだけを
愛してくれることを。


お前のその瞳に、俺だけを映して
その一生を終えてほしいと。




お前の心そのものが欲しいと。









日に日に俺は、
自分の独占欲が
大きくなっていくのがわかる。



執事と令嬢の関係から、
恋人同士に踏み出した頃は
こんなにも、想うことはなかった。



愛しい気持ちだけ。
想いが叶った嬉しさだけ。




それが今では。



狂ったように
お前だけしか求めていない。


「愛情」という言葉を超えた
もっと強くて、深くて、
そして濃い感情。


綺麗な感情だけじゃない、
どろどろとした黒い怨念が渦巻くような
そんな想いが、俺の中にある。



俺の独占欲はどんどん加速する。
俺自身が止められないほど。


彼女に向かって、
この感情が暴走するのを
俺は自分の中で食い止めるので
精一杯だ。





そして、いつも思う。



もし、お前がこの恋を
永遠だといえなくても。
俺はお前を永遠に離さない。


俺にとっては、
永遠に俺が愛する女が
お前だけだからだ。


これほどまでに
お前のことを愛し、
お前のことだけを見つめる男が
俺以上にいるはずがない。





こんなにまで、
苦しいほど、
狂おしいほどに
お前を愛している。





そして、もし今
こうやって彼女と
愛し合っている現実が
嘘だったら・・・・・
ということも考えてしまう。


彼女の傍にいられて
彼女が俺を愛してくれていることが
幸せすぎるから。



もし、この現実が
夢のような嘘であるならば。



それでも。





ああ、嘘でも・・・・。




一度でも。
お前の口から、
俺のことを愛しているという
言葉が出るのなら。


それだけを信じて、
俺はお前に一生を尽くすことを
誓うだろう。



だから、嘘でもいい。
その嘘で夢を見られるのならば
俺は一生、夢みていたいと想う。



俺のことを、
俺のことだけを愛していると
言ってほしい。


俺のことだけが好きだと。


その甘い言葉で俺を騙してほしい。




騙されてもいいと想うほど
愛されたいと想う俺は、
どれだけ愚かだろうか?



彼女から愛されるならば
愚かであることが
悪いとは思えない俺は、
相当彼女にイカれてる。





嘘の気持ちであっても。
嘘の言葉であっても。

どんな言葉でも。


お前が俺に告げる
愛の言葉は、それだけで
俺にとっての「真実」だ。



お前の愛の言葉さえあれば、
俺は暗闇の中でも
ずっとお前の手を握って
お前の傍にいられる。


傍にいることができるのなら。
どんな犠牲さえ払う。

そう、俺自身の心を
犠牲にするようなことが
あったとしても、
傍にいられるのならば。

俺じゃない誰かと
お前が幸せになったとしても、
傍にいられるのならば。


そんな最悪な事態が
俺たちに訪れたとしたら、
俺は繋いだ手を離し、
その後姿に、ただ傍によりそう
「執事」にも戻ろう。


お前への狂うほどの愛情を
内側に閉じ込めて、
お前に跪き、忠誠を誓う。
死ぬまで、お前を見失うことはない。


恋人とは呼べぬ
執事と令嬢の関係でも、いい。
どんな関係であれ、
お前の傍にいられるならば。



お前の傍にいない俺の一生など。
執事の立場であろうと、
俺はお前の傍を離れない。






・・・・・こんな俺の強い想いを
お前はどれだけ感じてる?


どれだけ受け止めてくれる?



俺がどれだけお前のことを愛しているか、
言葉では、その10分の1も伝えられない。




こんな、俺の重くて激しくて
ただお前に向かって加速する
愛とともに、いつからだろうか。

彼女が俺との恋から
いつか目が覚めてしまわないかという
不安が生まれたのは。


彼女がまだ、17歳という
年齢だからか。
それとも、彼女が俺の
「お嬢様」だからか。


傍にいるから
恋に落ちた、なんて
そんなことをけして
思わないでほしい。


そんなに簡単なものじゃない。
俺と彼女の間に生まれている
濃密で深い愛情は。



俺は彼女を深く愛している。

彼女しか見えない。


彼女が俺の心に
住むようになってから、
俺の心は彼女しか
映さなくなった。


その映し鏡には
俺の愛情と独占欲と欲望が
縁取っている。


一分一秒たりとも、
彼女から目を離したくない、
彼女の傍を離れたくない。


病的なほどに。
この想いが俺を蝕む。


もし彼女が俺から離れるならば、
その遠ざかって逃げる足を
いっそのこと切ってしまおうかと
思うほどの激情。


傍にいたから、の理由で
好きになったのならば、
ここまで、お前に狂ったりはしない。






いつも。


彼女の全てを奪いたいと願う。
全てを俺色に染めてしまいたい。



俺だけしか見なければいい。
俺だけしか感じるな。
俺だけしか心を開くな。
俺だけしか――――――




そんな言葉が
俺の中で渦巻く。



もし、世界が明日終わったとしても。
この恋が終わる日が来るわけがない。


終わるのは、この愛に焼かれて
自らの死を迎えるときだけだ。
















夜空の下でのナイトティを
飲み干した彼女を
冷えないうちに部屋へ促す。



もちろん、部屋に帰るときは
誰にも見られないように、
あずまやの傍に植えられた
木の陰に隠れるように、
彼女に軽くキスをする。



俺たちのキスを見ているのは
夜空に輝く星だけ。




そう告げると、
彼女がロマンティックだと
嬉しそうに言って抱きついてきた。


こんな言葉だけで喜ぶ
彼女の素直さが眩しい。

言葉で彼女を絡め取るのは
俺の得意技のひとつだ。


彼女が喜ぶ言葉、
彼女が求める言葉を
全て俺は知っているから。


その言葉で、俺は彼女を愛する。
彼女が欲しがる言葉で
彼女に対する
俺の愛が伝わればいい。


お前が喜ぶなら、
俺はどんな言葉でも、
どんな愛の言葉でも囁こう。
















部屋についてからも。


執事としての挨拶をした後、
恋人に戻った俺は
彼女を抱きしめ、
髪を撫でながら
優しくキスをする。


キスしながらハグする俺に
背の低い彼女が甘えるように
首へ両手を回してくる。
俺の首の後ろで絡められる
彼女の両腕。
上手く絡みつくように、
俺は少しかがんでキスをする。


「真壁さん・・・・」


名前を呼ばれて
キスをねだられる。
毎晩、この瞬間が一番好きだ。


ただ、恋人としての挨拶をして
軽くキスをして部屋に戻るだけでは
もう済まされなくなった関係。








「ん・・・ん・・・・」


キスの合間に思わず漏れる
吐息に心奪われ。


少し押し倒すように。
頭を支えながら、
ゆっくりと、ソファへ押し倒す。


深くて、熱いキスをする。


「はぁ・・・・はあぁ・・・ん・・・んん」


激しいキスで
彼女を俺の中に
飲み込んでしまいたくなる。


震える身体。
火照っていく頬。
熱に浮かされたように
切なそうに見つめる瞳。
少し乱れた服。
そして、彼女の匂い。



その全てを俺のものにしたくて。



「・・・んん・・・ま・・・、まかべさん・・・」


苦しそうな呟きが聞こえて
少しキスを軽くしてみると、
案の定、彼女が大きく
息を吸い込むのがわかる。


唇を少し離して、
それでも、彼女に
息がかかるような距離で
俺はくすっと笑う。


「これぐらいで降参か?」

からかい半分、意地悪半分。
そしてたっぷりの愛情。



俺の言葉に彼女が
乱れる息を整えながら、
拗ねる。


「だって、ずっとずっとキスしているから」


頭がショートしちゃって
息できなくなっちゃったの。


拗ねたような瞳にうつる俺の姿。
それ以上を期待するような声色。


これ以上、俺を煽らないでくれ。
止まらなくなる。



案の定、俺は彼女の熱に
浮かされたように、続けてしまう。




―――‐そんな可愛いことをいうから。


「息なんかしなくていいよ」

俺の存在だけで
お前の身体は満たされればいい。
俺のキスで窒息するんだったら
お前だって本望だろう?




答えは聞かないでも
わかる。


頬を赤らめて、
潤んだ瞳で
俺を見上げる彼女。







―――-お前は罪だよ。




そう心の中で呟き、
俺は再び、彼女の唇をむさぼった。




******** ねがいごと (その1) *******


その2はこちらから。
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