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( ゚Å゚) ああやばい。

21-23までは肝心なところだからか、
時間をかかってます。
てか、細かいだろう、自分・・・。


またまた、樫原さんに懺悔です。
ごめん、樫原さん!
かっこいい樫原さんを書きたいの!
包み込んでくれるような
愛情たっぷりで、そして、温かくて・・・。

樫原さんはもっと素敵で、
そして、もっといい恋愛を
してくれると想うの・・・・。
本当にごめんなさい、樫原さん・・・。
そして、樫原ファンの皆さん、
気分を害してしまったら、
本当にごめんなさい。


23話もできるだけすぐに届けます。
こんなところで切っていたら、
後味が悪いってね・・・。


いつもながら。
長くて細かくて、ぐだぐだで
進みが遅い話ではありますが、
焦らしているわけではないんです(><)

もっと短く端的に書けるなら、
それで書いてる!うん、書いてる・・・・。
でもそれが出来なくて。


書いているあたしも苦しいけど、
読んでる方も苦しいよね・・・・。
(多分・・・そうだよね?)
早く・・・早くこの苦しさを抜けたいです。

読んでくださってる方、
苦しい展開にも関わらず、
読んでくださってありがとうございます。
いつも、いつも感謝してます。

読んでくださる方がいなかったら、
あたし、多分書ききれない(爆)
だって、苦しいし切なくて。
自分で書いてて
切ないっていうのもなんだけど・・・。

早く帰ろう!早く真壁の下へ帰ろう。
もう、合言葉です、自分の心の中の・・・。




【前回までのリスト】

・ダンスのお相手は?1 幕開け
・ダンスのお相手は?2 レッスン開始
・ダンスのお相手は?3 甘やかしてくれる人
・ダンスのお相手は?4 誘惑
・ダンスのお相手は?5 揺れる心
・ダンスのお相手は?6 告白 
・ダンスのお相手は?7 情熱
・ダンスのお相手は?8 好きという気持ち
・ダンスのお相手は?9 イアリング
・ダンスのお相手は?10 嘘の数 
・ダンスのお相手は?11 涙色の空
・ダンスのお相手は?12 熱
・ダンスのお相手は?13 廃墟の中の2人
・ダンスのお相手は?14 2人だけの世界
・ダンスのお相手は?15 口紅
・ダンスのお相手は?16 夕暮れ
・ダンスのお相手は?17 どこまでも
・ダンスのお相手は?18 禁止の言葉
・ダンスのお相手は?19 ワルツ
・ダンスのお相手は?20 知らなかったこと
・ダンスのお相手は?21

以下、創作になりますので、
ご了承の上、お読み下さい。


↓↓↓












******* ダンスのお相手は?22 *****











真剣な話・・・・?

聞いてほしいことがある、と
樫原さんが、じっとあたしを見据える。

その目は真剣だった。



「****、私は執事だ」


「それはわかっているわ」

執事だ、って今更
断ることなんて・・・、
と想ったあたしを
すぐに樫原さんがさえぎった。


「いいや、わかっていない」


「え・・・・・?」


「執事だからこそ、あの場面で出て行けなかったんだ」

え・・・・?
執事だから?
あの出て行けなかったって・・・?


緑川さんが、
執事と令嬢の恋が
叶わないという話をしていたから?


「・・・・・執事だから、令嬢との恋は無理だってこと?」
緑川さんもそんなことを
いっていたけど、それはおかしいわ。

思わず真剣に聞き返す。

樫原さんもそう想ってるの?
それが聞きたかったから。

でも、樫原さんが答えてくれたのは
そういう答えじゃなかった。

「彼からそう言われたのかい?」

反対に質問で返される。


「・・・・・執事との恋は実らない。一時の気の迷いだって・・・・」


それ以上・・・・
自分の口から、
聞いたことを言うのは
嫌だった。


誰かが発した言葉でも
それがあたしを傷つけて、
反復してそれを言うなんて、
その言葉の響きさえ
聞きたくなかったから・・・。


表情暗く、
俯いたあたしに
樫原さんが、
ゆっくりと話し始める。


「****。君が九条院家の令嬢になったからには、こういう縁談などはある話だ」

旦那様が今は
断りを入れているからいい。

しかし、いずれ旦那様も
断りきれないような
縁談が舞い込んだり
もしくは、旦那様が
賛成するような縁談が
来た場合、君はどうする?



そっと訊かれて、
あたしの思考回路は止まった。


そんなこと、考えてもなかった。
思わず、樫原さんを見つめる。




そもそも、縁談の話が
自分に、「九条院家の令嬢」
として舞い込んでくるなんて、
想ってもいなかったから・・・。


ううん、想いたくなかった。


普通の、一般の家庭で
育ってきたように、
大好きな人と出会って、
お互いに好きになって
それで恋人同士になったり
結婚したりする、ってしか
考えてなかった・・・・。


それが、あたしと真壁さんでも
できるとしか思っていなかったから・・・。

それ以上、不安になることを
抱えるのは嫌だったから、
そんな可能性なんて、
考えなかった。



「・・・・義兄さんは、あたしが嫌がるのを無理してまで、結婚させたりはしないわ。」

見つめている樫原さんの像が
揺れるのがわかる。

泣いては駄目だ。
今は、今は。

でも、声が震えるのは
止められない。

かろうじて、
あたしが言えることは
それだけだった。


あたしが、そんなことに
巻き込まれないために
守ってくれるのは
義兄さんだと想っているから。


不安で声が震えているあたしに
気がついたのか、
あたしの手に重ねた
樫原さんの手が
もう一度、あたしの手を
取り直した。

そして、もう片方の手を
そこに置く。
両手で握られた。


「確かにそうだろう。」

だから、今日、敢えて私は
君と緑川さんを
2人きりにさせたんだよ。


少し厳しい目線で
樫原さんがあたしのことを
じっと見据える。


「え・・・・」


言葉の真意が
わからなかった。
わからなかったから、
見つめ返した。


「しっかりと君の口から、縁談の話を断らせようと想ってね」


樫原さんとじっと
見詰め合っていても
その瞳からは
感情が読み取れない。

それが今、
なんだか怖かった。



「・・・そんな・・・」

あたしの口から
断らせるって・・・?
どういうことなの?

わからない。
でも、それが大事と
樫原さんが考えているのがわかった。


絶句するように、言葉を失った
あたしに、樫原さんが
言葉続ける。



「九条院家と緑川家が、仕事上の付き合いがある話はしただろう?」


「ええ」

クラスメートでも、九条院家と
会社同士の付き合いがある
家の人もいる。
緑川さんもその1人だ。

だから、今回・・・・
彼女の誕生日パーティに
呼ばれたんだと想っていた。

その招待の真意は、
今となってみたら
単なる社交だったのか、
それとも、縁談の
伏線だったのかは
わからない。


緑川さんのことを考えて、
少しあたしは、嫌な気持ちと
困った気持ちの両方で
揺れ動いた。


・・・学校で、これからも
顔を合わせることが
あるというのに。
考えると、憂鬱だった。


少し表情が暗くなったあたしを
樫原さんが見つめ続ける。



「旦那様が付き合いなどで、断れないのなら、本人が断ってしまった方が直接的で、そして効果的だ」


「・・・・・」

きっぱり言われて、
あたしは何も言えなかった。

確かにそうだけど・・・・

でも、なんだか、樫原さんに
動かされているようで、
少しいい気持ちはしない。



「あたしが断るとわかってて、緑川さんとその流れになるまで見ていたの?」


思わずきつく樫原さんを責めてしまう。



「・・・****、すまない」



その言葉に樫原さんが
少し目を伏せた。


素直に謝られたら
もっと責める言葉さえ
飲み込んでしまう。


それを見て、あたしはまた
樫原さんを責めてしまったことを
そういう自分自身に
少し腹立たしさを感じた。


わかってる。
わかってるよ。

樫原さんは、樫原さんが考える
ベストな方法を取ったってこと。


わかってるけど・・・、
でも、この後味の
苦さはなんだろう。


責めることはなにもない。

そう、あたしが直接断ったことで
もう緑川家からの縁談の話は
ほとんど、いえ、もう
きちんと消えてしまうだろう。


だから、あたしが嫌な思いをして
驚いて、あんなこと言われたけど
でも、結果的には・・・・
これでいいんだ。


そう納得しようとした。


でも、心の中で、
もう1人のあたしが
いやいや、をする。

緑川さんから言われた言葉の棘や
縁談の話の事実など、
いきなり降りかかってきた話に
あたし自身がまだ
ついていっていなかったから。


なんだか、とても嫌な気持ちに
なるのを押さえられずに、
自分自身でも、
表情が曇るのがわかった。



「・・・・ごめんなさい、あたし、まだ心の整理がつかない」



樫原さんがすぐに来てくれれば
あんな風に言われたり
ああやって泣いたりするほど
傷ついたりしなかった・・・・。



八つ当たりだとはわかってても。


自分の気持ちに行き場がなくて
そっとため息を吐いた。


それを樫原さんが、
あたしの手を包んでいた
手を外して、
そんなあたしの頭を
撫でてくれた。



その仕草は優しい。



わかってる。
樫原さんがあたしに優しいことぐらい。


わかってる。


わかってるけど・・・・。
でも、なんだかだめなの。
今のあたしには、
その慰めが効かないの。



しばらく、頭を撫でられたまま、
2人とも沈黙していた。


あたしは必死で、
今の状況についていこうとしていた。



「ごめん、****」



何度も謝る樫原さんに
あたしは、申し訳なかった。
わかってる。


樫原さんは、全体を見て
ベストな方法を取っただけ。
それを知らされてなくて、
こうやって拗ねるのは、
あたしがまだ子どもだからだ。


きちんと、縁談の話でさえ
潰した形になったというのに・・・。
それはとても嬉しいことなのに・・・。


後味の悪さで、樫原さんに
素直に接することができなかった。


拗ねてしまったあたしを
樫原さんが髪の毛を撫でながら、
そっと寄り添ってくれる。


あたしは、それを受け入れようと
目を閉じた。
心を落ち着けようと想って。









でも、そんなあたしに
樫原さんが言葉を続けた。





「それに」



「え・・・・?それに?」


さっきで話が終わったかと想ったら、
今度はもっと真剣な声が
聞こえてきたから
目を開けたら、樫原さんがじっと
あたしをまた見つめていた。



「ここからが本当に真剣な話だ」


「え・・・・」

さっきの話以上に
もっと真剣な話が・・・・?

そう疑問に想って
樫原さんを見つめ返す。




すると、樫原さんが
ふっと笑った。





さっき、なぜ君と
緑川さんを2人きりに
させたままだったか。

状況が悪くなっても、
怒って傷ついて泣いて、
会場で私を探し回る君を
ずっと見ていたのは・・・・・



「見ていたのは?」



そう、あたしが樫原さんに対して
一番おかしいと想ったこと。

いつもだったら、すぐに
助けに来てくれる人なのに。
あたしの心を読むように
樫原さんだったら、
すぐ来てくれるはずなのに
来てくれなかった。


言われてみると、
思い出したかのように
このことが一番あたしを
傷つけていたことがわかる。




ぐっと乗り出すようにして、
樫原さんの言葉を待つあたしに、
樫原さんは、さらりと言った。




「君がどこまで覚悟があるのかを見たかったから」



「え・・・?」

覚悟・・・?



思いもかけない言葉だった。

でも、続いた言葉は
もっと思ってもいない言葉だった。





もし君が。

「あそこで緑川さんの言葉を断らず、曖昧に社交的な態度を崩さないなら、私は、決意しなかったよ」



「え・・・・?」



決意って・・・・?
え?あたしの態度・・・・?


樫原さんの言葉が理解できなくて
目を丸くしたあたしに、
彼はいつも通りの笑顔で
優しく話しかける。



「君が緑川さんの言葉に、あんなにも反対して、あそこまで傷ついて、そして怒ったのを見て、私も決心がついたということだ」



「決心って・・・・なにを?」



あたしが、ああやって
傷ついたことで、
樫原さんが何を?


ますますわからなくなった
あたしを、樫原さんが、
もっと優しい目で見つめる。


でも、その瞳は優しいだけじゃなくて、
切なかった。





「君を守るという決心だよ」


え・・・・?

ワケがわからない。





「あたしが・・・・他の人から傷つけられないように守りたいって決心・・・?」



そんな言葉、恥ずかしいけど
でも、訊かずにはおれなかった。

この話の流れからだと
そうしか取れなかったから。


自分が訊いた言葉で
少し恥ずかしくなってうつむいたあたしに
樫原さんが笑いかけるのがわかる。



でも、その笑顔は・・・、
いつもの柔らかい感じよりも
決意が感じられた。


「その意味でも決心でもあるけどでも、それそのままの意味というわけではない。」


そっと告げた樫原さんは
なんだか、とても・・・・。
心に秘めた想いが感じられた。



それがあたしに
関することというのは
なんとなく伝わる。



でも、ますますわからない。


「・・・・樫原さん、言ってることわからないよ」



訝しげにそう、素直に言ってみた。



すると、樫原さんは、あたしを
じっと見つめたまま、
それには返事をしなかった。





その代わり、
違うことを話してくる。


「執事と令嬢の恋愛は、最近では禁忌ではないものの、でも、まだまだ君が今日聞いたように
言われることもあるだろう」


「う、うん・・・・・」

話題が変わったことに
あたしは少し驚きながらも、
必死でついていこうとした。

戸惑っているあたしをみて、
少しだけ樫原さんの表情が緩む。


「そう言われて、君がどう反応するか、知りたかったというのも実はあるよ」

反対されても
押し切るだけ、
執事との恋愛を貫く
意思があるかということをね。



「え・・・・・」

反応を知りたかったって・・・。


あたしは驚きのあまり、
言葉が出てこなかった。



目を見開いて
びっくりしているあたしに
樫原さんが、くすっと笑う。




「君があの場であんな態度をとらなければ、私は諦めようと想っていたんだ」



そして、髪の毛を撫でていた手で
優しくあたしの頭を
自分の方に向かせて、
じっと見つめたまま、
距離を近づけてきた。



急に至近距離で見つめられて
ドキドキする。


そんなあたしにかまわず、
樫原さんが告げる。





少し目を細めながら、
しっかりと。





「いつか、旦那様でも断れないような縁談がきたら、君はどうする?」


そんなこと・・・・っ!


いきなり切り出された仮定に
あたしは、息を飲んだけれども、
はっきりと言えた。




「・・・あたしは、それでも、自分の好きな人と一緒にいます」



そう、真壁さんと。
あたしが傍にいるとしたら
それは真壁さんの傍しかない。


至近距離で迫られて訊かれて、
心がくじけそうだったけど、
あたしは必死に樫原さんを見つめた。


目を逸らせたら、
気持ちに揺れがあると
想われるだろうから。


そんなあたしの必死の視線にも
樫原さんは負けず、
ううん、それ以上に
真剣に切り出す。




「それができないとしたら?」




「・・・・・・」

言葉に詰まってしまった。
傍にいたい、傍にいる。
それが通用しない、と言われて、
どう切り返せばいいかわからず。

戸惑って視線をはずした
あたしに、樫原さんが
もっと顔を近づけて言う。



そう、耳元で。



髪の毛の間にくぐっている指が
少しあたしの顔をそらせる。



やめて。



いつも、樫原さんから
大事なことを言われる
タイミングは
もうわかっているから。


お願いやめて。



そう心の中で叫ぶあたしの声は
声にならなかった。
ただ、その瞬間が来るのを
待つだけだった。



囁かれるのを覚悟して
ぎゅっときつく
目を瞑ったあたしに
樫原さんが少し
空気を緩めたのがわかった。



(そんなに身構えることはないよ、****)



そう言われて、
思わず、身体にも
力が入っている
自分に気がつく。


耳元に寄せられた
樫原さんの顔。



それを横目でちらりと見ると、
樫原さんもあたしを見つめていた。


視線が重なる。





ふっと樫原さんが笑った。





「私を選ぶのなら、安心させてあげようといったのは、そこだよ。」


「え?」



想わぬ言葉で、
また驚くあたしに、
樫原さんが囁き続ける。


あたしは、その声を
聞いてはいけないと
想いながらも、
耳を塞ぐことはできなかった。





怖い。


樫原さんの言葉を聞くのが。


・・・その言葉で
自分の心が
揺れてしまうかもしれないから。
自分の弱さを見るのが怖くて。



耳を塞いで
樫原さんの言葉を
聞きたくなかったけれども、
でも、それはできなかった。



容赦なく、
樫原さんが話し始める。








前に旦那様と奥様から
*****と私が恋人として
付き合う話がでたことがある。



「・・・・・・・。」


そんな話が・・・と言うよりも先に
もっと続きが聞きたかった。



聞いてしまったら、それはだめだと
わかりながらも、でも、
知らないでいることなんか
もはやできない――‐。





息を凝らしたあたしの耳元で
樫原さんが告げる。







その声は、限りなく優しかった。












*******ダンスのお相手は?22 *********

続きはすぐに。



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