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★:゚*☆※>('-'*)お誕生日おめでとう!(*'-')<※★:゚*☆

いつも仲良くしていただいている、
『Sunflower』のSuger Saltさまに捧げます。

お誕生日・・・・、
実は4月29日でいらっしゃったのですが
私情でその日までに書くことができず、
今頃のUPになってしまいました。

最初、誕生日の夢をリクエストされた時には
(書けるだろう!)と引き受けたのが、
夜語り期間や、あれこれとありまして、
書ききれず。

遅れてしまってごめんなさい!

かなり遅れてしまいましたが、
無事に昨日お届けできて良かったです!

リク内容は、中岡さんと海でデート♪

(*´ェ`)、デートアプリに被ってる?

ということで。

お話を書く上で、
中岡さんと海でデートしてから
1年後ぐらいの設定で書きました。

甘いです。
激甘です。
耐えられなくなって
走り出しても
気持ちわかります!(爆)←

お誕生日リク夢なので、
名前は「サト」で、****とかじゃないので
ご了承くださいませ。

長いので分割をつくっております。
こちらは、その1です。( その2 その3

1つの記事で読まれたい方は、
こちらからどうぞ。


以下、創作になります。
ご興味のある方のみ、お読み下さい。


↓↓↓↓

******* キスの数だけ その1 *******

FOR Suger Salt !
HappyBirthday!









海に行きたい。


中岡さんにあたしの誕生日のある週末、
どこに行きたいか?って訊かれて、
すぐさま、そう答えた。


豪華なランチを食べに行ったりとか
遊園地に行ったりとか、
遠出のデートもできるよ?


あたしの答えを聞いて、
中岡さんがすこし目を丸くした。


でも、あたしはそれを断って。




2人で海に来た。
あたしの誕生日。













・・・・・・・・・・・・







「うわ~。まだ夏の海には早いね」


海に行くからと、
今日は大き目の帽子に
花柄のワンピースを着た。


海に似合うように。
淡い色のワンピース。


裾が海風で揺れるから、
ロングのワンピース。


足元は、細いサンダル。


海に行くからといって
カジュアルな格好はしたくない。


隣にいる中岡さんには
いつも可愛いって
思ってもらいたいから。
だから、海のデートに似合うように。
デートらしい格好。


休日の今日。
あたしの誕生日。

お屋敷を朝早く出発した。

もちろん、中岡さんが運転してくれる。
2人でデート。

出かける前に
お弁当を準備してくれて
それを持って、
今日は一日、
海のピクニックだ。






朝早くから出てきたけど、
海はなかなか遠くて。

でも、そんな長い道のりも、
中岡さんと2人っきりでいられて
あたしは、幸せだった。



何気ない会話。
2人だけの空間。
執事じゃない恋人の顔。


どれもこれも特別だと思う。







着いた先は、誰もいない春の海。

波の音だけが聞こえる。



中岡さんがエスコートしてくれる。





・・・・・・・・・







砂が入るから。


そういって脱いだサンダルを
片手で持とうとしたら、
先に中岡さんが、
そのサンダルをつまんだ。


そして、にっこり笑って、あたしに
反対の手を差し出す。


「砂に足をとられないように気をつけて」


差し出してくれた手を握る。
あたしのサンダルを持ってくれてる
優しい恋人の姿に、
少しあたしは、胸がじーんとする。


こういう“恋人同士”って感じが
とても好き。


差し出してくれた手をぎゅっと握り、
少しだけ急いで、
中岡さんの腕に、
あたしの腕を絡めた。


「っ・・・!」


腕をいきなり組んできたあたしに
中岡さんが少しびっくりした顔をする。
そして、次の瞬間、
少しづつ顔が赤くなっていく。



あれ・・・?



「中岡さん、どうしたの、照れてる?」


「あ・・・いや、その・・・」


「え?」


「な・・・なんでもないよ」


「そう。なら良かった」


そうにっこり笑ったあたしを
中岡さんが眩しそうに見つめる。


最近、特にこうやって中岡さんが
あたしのことを見つめる。


その瞳があたしの中のなにかを
見ようとしている気がして、
あたしは、恥ずかしくなってしまう。


「・・・・中岡さん、見つめるの禁止だから」


思わず恥ずかしくて
そう言ってしまった。


その言葉に一瞬
目を丸くした中岡さんが
くすっと笑う。


「わかりました、サトお嬢様」


少しかしこまって言う。


「もう!なんでそんな執事さん口調で話すの?」

やだよ、今は。
お嬢様なんて、呼ばないで。


思わず、口を曲げて訴えた。


冗談でも、今日一日くらいは、
執事じゃなくて、恋人として
傍にいて欲しいから。


そんな口調聞きたくない。


思わず激しい口調で言ってしまった。


困ったような笑顔を
浮かべた中岡さんが
拗ねたあたしの頬に手を当てる。


「ごめん。その・・・・つい・・・・」


その言葉でちょろっと
中岡さんを見ると、なんか、
この雰囲気を壊してしまって
気まずい・・・。
後悔してる・・・って表情してる。


あ・・・・。


「め、命令じゃないよ」


「え?」


「あれは、恋人として、中岡さんにお願いなの」


さっきまで少し
拗ねていた気持ちより
一緒にいる
中岡さんの笑顔の方が大切。


あたしは、ちょっとだけにこっと笑った。
中岡さんのそんな傷ついた顔は
見たくないから。


特に今日は。


「怒ってない?」


「怒ってないよ」
でも、お嬢様って言わないでね。


そう軽く笑いながらも、
中岡さんに告げたら、
いつも通りの優しい笑顔が
帰ってきた。

中岡さんが
ほっとしているのがわかる。


(中岡さん、すぐあたしの機嫌を気にするんだよね)


それは、多分・・・あたしのことを
すごく好きだから、っていうのは
わかってるけど。


その気持は嬉しいけど、
でも、すぐ落ち込んじゃうから
あたしも言い方に
気をつけないとな。


中岡さんは、すごく気がきく分だけ
あたしの機嫌をすごく気を使う。


恋人として、それはすごく嬉しいけど、
でも、たまにあんまりにも
気を使わせてる気がして
それが他人行儀なように感じられて、
少し寂しいと感じたりするよ。


もっと、あたしの前では
気を使わなくていいんだよ。


思わず、あたしは、
握った手をぐっと
自分の方に引いた。


「え?」


中岡さんが少しバランスを崩す。
それをぎゅっと後ろから抱きしめた。


「ねえ、中岡さん」


「っ・・・・!サ、サトちゃん・・・?どうしたの」


「・・・・・中岡さん、あたしに気を使いすぎ」


「え・・・・?」


「あたしたち、恋人なんだよ?ちょっとあたしが拗ねただけで、あんなに気を使わないで」



あたし・・・
気を使ってもらうのが多いほど
中岡さんから距離を感じるよ。


思わず言ってしまった。


だって、中岡さんに、
あまり気を使って欲しくないから。


言ったあとに
すごく切なくなって、
余計にぎゅーっと
中岡さんの背中を抱きしめた。


わかってる。
こうやって言ってることさえ、
あたしの我がままで、
あたしが勝手に拗ねてるってこと。


「サトちゃん・・・・」



しばらく抱きついていたら、
中岡さんが、後ろから抱き付いている
あたしの手に優しく自分の手を重ねた。


「ごめんね」
オレ、そんなこともわからなくて。
オレから距離を感じてた?



「・・・・謝って欲しいんじゃないの」


好きだから、
あたしの一字一句に左右される
中岡さんの気持ちはわかる。


でも、あまりにも
気を使われすぎると
なんだか、あたしも困るよ。


自分のお腹の前で
組まれたあたしの両手に
中岡さんの両手が
ぎゅっと重ねられる。


「・・・・オレ、不安でさ」


「え・・・・?」


思わずその言葉で
びっくりして顔を上げた。


背中越しで、
中岡さんの表情は見えない。


「不安・・・って・・・?」


あたしの言葉が
少し動揺しているのを
わかったのか、中岡さんが、
あたしの両手を
優しく撫でながら言った。


「オレ、君のことが好きすぎて、それで不安になるんだ」


恋人として一緒にいる
幸せと同じくらい。
たまに不安になる。

大事にしたいと思ってて、
いつも幸せにしてあげたいと思ってるから。
だから、ちょっとでも傷つけたかと思ったら、
すごく自己嫌悪に陥るんだ。

すごく大事に、
大切に思ってるから。


素直な、中岡さんの気持ちだと思った。


あたしは、ゆっくり
背中から抱きしめていた
腕を解いて、
中岡さんの正面に回った。


そこには、
すこし困った顔をしている
中岡さんがいた。

「ごめん。せっかくの誕生日なのに、こんなこと言っちゃって」


なんか、あたしには
そんなに複雑で
難しいことはわからないけど、

でも、あたしは、
中岡さんのことが好きだよ?

だから、簡単には傷つかないし、
中岡さんのこと、すぐさま
キライになったりしないから。

そんなやわな気持ちじゃないよ
あたしがあなたに抱いている気持ちは。


「あたしは中岡さんが一緒にいてくれるだけで嬉しいの」


不安そうな色を
湛えている中岡さんの
瞳を覗き込んで、
あたしは強く言った。


「あたしが拗ねるのは、嫌いになるとかじゃなくて、ただ中岡さんに甘えたいだけなの!」


だから、あたしが拗ねたら、
中岡さんはよしよしって
してくれればいいの。

それで、気持ちが治まるんだから。


にんまりと笑いながら伝えた。

満面の笑みで。
だって、これは嘘じゃない。


一生懸命訴えてるうちに、
中岡さんが最初は
びっくりしていたけど、
だんだんと、いつもの
中岡さんに戻ってきた。



でも気づいた。


あっ・・・・。

あたし、今、
もしかして、
すごく恥ずかしいことを
言っちゃった・・・よね?

うわああ・・・・・。


思わず頬が赤くなる。

そんなあたしをみて、
中岡さんが意外そうな顔をして
嬉しそうに訊いてくる。


「サトちゃん・・・・それって」


「あー!もう、それ以上聞いちゃだめ!」


恥ずかしくて、
逃げ出そうした途端。


中岡さんにぎゅっと抱きしめられた。



「こら。逃げないで」


赤くなった顔も。
多分、耳まで赤くなったのも。
全部ひっくるめて抱きしめられる。


「サトちゃん・・・・」

中岡さんの温かい息が耳にかかる。


「ありがとう。気を使わせちゃってごめんね」


なんだかしんみりと言われると、
少し恥ずかしかった気持ちも治まって。

多分、これでよかったんだと思った。








********* キスの数だけ 1 *********

その2は、こちらから。
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