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夜語り、最終日の夜は
大木隆也のお話になります。

タイトルは「ゆびきり」。
テーマは約束です。

このお話は、執恋お友達の
ゆんさまと一緒に作りました。

ゆんさまから戴いたイラストを元に
あたしが大木のお話を書いて。
書いたお話の進行状況によって
またイラストを描いていただいて。

ゆんさまのご協力がなければ、
このお話はかけませんでした。

最終話らしく、明るいお話に
なりました。
とても、未来を感じさせる
温かいお話だと思います。

大木のお話を書くのは
これが初めてです。
だから、こうやってUPするのは
ドキドキしているのですが・・・・。

夜語りのトリでもあるので、
充分に愉しんでもらえたらな、
って思っています。

長いお話なので、分割を作っています。
その1その2 その3


以下、創作になります。
ご興味のある方にのみ、お読み下さい。











********** ゆびきり ********








隆也くんはあたしに沢山約束をしてくれる。

「今度はどこそこに遊びに行こう」、

からはじまって、

「そのうち立派な執事になるから」、

とか、未来のことをよく語る。


「ずっとお嬢さんの傍にいます」

「一生お嬢さんは、オレが守りますから」


これはもう口癖。


この言葉を聴くたびに
あたしは、嬉しいのと
同時に不安になる。

ずっと一緒にいよう、って言葉が
いつか嘘になったりする日が
こないかとか。


そんな不安に襲われてる
あたしの気持ちを
隆也君にはわからないと思う。


人を疑うことを知らなくて
いつもまっすぐ正直で
そして強い人だから。


隆也君はそうやって
約束をするときは
ためらいもなく、
すぐに指を出してくる。


ゆびきり。


小指と小指を絡めて。


必ずあたしの目を
じっと見て約束する。
優しく見つめながら
約束してくれる。


その瞳に不安だとか
疑いだとか、
ためらいの色はない。


約束した後に
もし近くに誰もいなかったら
きちんと、キスしてくれる。


両頬に手を当ててくれる、
その仕草がとても好き。


近くで笑ってくれている
大好きな人が、
すごく幸せそうなのが、
手にとってわかるから。


だから、あたしはいつも
隆也君がしてくれる約束に
心をまかせる。


彼が語る「きっとそうなる」約束は
あたしにとっては
「そうなってほしい」約束。


この約束の差の切なさを
わかってるのは
きっとあたしだけだ。


彼の瞳はいつも
まっすぐ未来をむいているから。

語った瞬間、
彼にとっては
それが真実で
疑いのない未来だから。



「いつも、隆也君がしてくれる約束は口だけだよ」


たまにはそうやって拗ねてみせる。


だって、隆也君の約束とは、
たまに破られたりするから。


例えば、
今日は俺が迎えに行くからって約束が、
隆也君が急に庭仕事に借り出されて
手が開かなかったからとかで、
急に中岡さんが来たり。


(なんであたしの専属なのに)


今日はお休みだから2人きりで
一緒にお茶をしようって言って
あずまやに行ったのに、
誠吾君や瞬君にも会っちゃって
2人とも誘っちゃって
2人きりの時間じゃなくなるとか。

(あたしは2人きりでお茶したかったのに)

わかってる。
あたしがただ
拗ねてるだけのことだって。


でも。


事情はわかっていても、
小さい、小さい約束でも
破られるのは、
あたしがとても嫌いって
知っておきながら。


「ごめん」っていう言葉を
聞くのがキライ。



「だったら、約束なんかしないでよ」

約束したら
期待しちゃうから。



隆也君の約束は
当てにならないんだから。


そう憎まれ口で言う。
ちょっと拗ねるあたしを
隆也君は小さい子を
あやすように甘やかす。



初めの頃は、隆也君が、
こうやって沢山約束を
してくれるのが嫌だった。


約束されるたびに、
それを破られることを
考えるから。


あたしは、すぐに
不安になったりするし、
すぐに拗ねるし、
すぐに揺らいだりする。


だから、
隆也君のまっすぐさが
たまに眩しい。


まっすぐに未来を
見つめているところが。


眩しいからこそ、そばに居て
あたしのことをずっと
照らして欲しいと思う。


あたしにとって、
隆也君は、すごくぴっかぴかで
そばにいるだけで、
心がすごく明るくなるの。



20090428033935





太陽みたいな人。


すごく、大好き。


とっても好きだから。









・・・・・・・・・・・









今日も、ちょっとだけ
隆也君と喧嘩した。




喧嘩というよりは、
あたしが一方的に拗ねているだけ。


だって、隆也君――-





「ねえ、一緒にお茶しようよ」


昼下がりに、あたしは
あずまやで、隆也君と2人でいた。

「だめです。だって今、オレ、勤務中ですから」

こっちに座って、と
隣の席を
ぽんぽんって叩いても
それを隆也君は
ちょっと厳しい表情で断る。


「・・・誰も見てないよ?」

「でも、だめです」


思わずじろって睨んでみたけど
隆也君もそれと同じぐらいの目線で
少し目をそらしている。


あたしは、ただ、
隆也君とお茶を飲みたいだけ。
それに、前に一緒にお茶しようっていった
約束、まだ果たしてないのに。


誰もみてないのに、
こんな風に妙に硬いところがある
隆也君にちょっとむっとする。


「この間の約束は?」


「え?」


「2人きりでお茶しようって言った約束」


思い出したように
隆也君が少し焦る。


「あ・・・あれは、また今度ってことで」

今度ってなに?
なんで、今じゃだめなの?

自分の中でむくむくと
隆也君に対しての不満が募る。


「・・・・隆也君の意地悪」


そっぽ向いて言ったら、
少し慌てたように
隆也君があたしの視線に入るところに
動いて、あたしの顔を
覗き込んできた。


「意地悪じゃないっすよ」


だから、あたしは
またその反対方向をみて拗ねる。


「あの時、2人きりで、お茶しようって言った約束破っておいて、今断るなんて、ありえないよ。」


「あ・・・・」

言っているうちに、
言葉がきつくなって、
責めているのがわかる。

「なんで、2人で過ごす休日に、他の人が来るわけ?」

わかってる。
今、この場面での話をしていないことは。


「それは・・・・お嬢さん」

いきなり怒り出した様子の
あたしをみて、隆也君が
少し呆気にとられてるのがわかる。


「お嬢さんって呼び方もキライ」


「・・・・・」


もうめちゃくちゃだ。

わかってる。
言ってることにスジが
通ってないことぐらい。

でも、めちゃくちゃでも
言いたいことが沢山ある。



「あたしは、ただ隆也君と一緒にいたいだけなのに」
「隆也君は、あたしとの時間より、他の人との時間を選んでる」


あたしだけに、
隆也君の時間が
使われればいいのに。


専属っていいながらも、
恋人だっていいながらも、
隆也君を独り占めできないのが
本当はとても悔しい。


約束破ったとか、
そういうことだけじゃなくて、
それ以前のあたしの不満、
不安が、押し寄せてくる。



「そんなことないですよ」


「うそ」


「本当ですって」


少しだけ隆也君が
ムキになって答える。


「約束破ったくせに」


「・・・・破ってないです、まだ」


「うそつき」


「嘘じゃないっす。今度休みのときにでも2人で・・・」


「今、がいいの」


最後まで言わせない。
もう、今日は責める言葉を
自分の口から止められない。

「今、一緒に、ここに座って、お茶してよ」
そしたら、約束守ったってことにしてあげる。



「・・・・それはだめです」

すごく困った顔してる。


勤務中だから、
お嬢様と同じ席に執事が着くなんて、
立派な執事を目指している
隆也君からしたら
だめだめなことだよね、これって。


それをわかってて、
あたしは無理強いする。


だめなことさえ、
あたしのためにしてくれたら、
約束を破られたと感じて
不安になった心が
少し満たされるかと思って。


「ほらね。やっぱり隆也君は、あたしのことより、他のことを優先させてる」

「そんなことありません」

「ううん、そんなこと、あるよ」

「・・・・お嬢さん」

少しだけ哀しそうな顔を
しているのが、横目でわかる。

でも、あたしだって、
傷ついてるんだから。


・・・本当はこんな喧嘩とか、
愚痴を言っちゃうとか、
大好きな人の前で
可愛くないって
全部わかってる。


でも、小さい約束でも
守ってくれないと
あたしは不安になる人間なの。


少し泣きそうになる。
こんなつもりじゃなかったのに。


隆也君が持ってきてくれた
ポットのお茶は、
もうきっと冷めているはず。





「お嬢さん、すいません、ちょっと来てくれます?」

そう言って、いきなり隆也君が
あたしの手をとって、ひっぱった。

「え?なに?」


「きちんと話をしましょう」

そういって真剣な眼差しで
こっちを見つめてくる
隆也君。

あたしはその視線を
ふりきれなかった。








・・・・・・・・・・・・・・・



そのまま、手をひっぱられたまま
自室に帰ってきた。

あずまやに、
ティーセットは置きっぱなし。


自室に入った途端、
ドアを閉めた隆也君が
あたしをひっぱって、
壁に押し付ける。


逃げれないように、
壁に手をついて
あたしの横をふさぐ。


隆也君はあたしより
ずっと身長が高いから、
身をかがめるようにして
あたしに視線を合わせる。


逆光で隆也君の表情が
薄暗くしか見えない。


その動作に
あたしはすごくドキッとした。






「お嬢さん、なんで、あんなってオレを困らせるの?」


少し怒ってる。
ううん、困ってる。

当惑した色が
目に浮かんでるのがわかる。


「だって」


あたしが答える前に、
隆也君が話し始める。


「オレだってお嬢さんの傍に座って、一緒にお茶飲んで楽しい時間を過ごしたいよ」


「でも、それは執事としたら失格だろ?」


少しため息をつくようにして
隆也君があたしに告げる。


「だって隆也君が、あたしの恋人じゃないみたいなんだもん」


駄々っ子だってわかってる。
でも、本当にそう思うんだ。


「なんすか、それ?」

あたしの答えに、
隆也君が目を丸くする。


「・・・・隆也君、時々、あたしとの約束より、他の人のことを優先させたりする」
「それがたまらなくいやなの」


あたしの言葉に、
少しづつ、隆也君の顔が曇る。


あたしの大好きな
ピーカン照りのような
あの笑顔が遠のいていくのが
自分のせいだと分かりながらも
すごく寂しく感じる。


「オレの気持ち、疑ってるんっすか?」


少し低い声で問いただされる。
その目はとても真剣だ。


「・・・・・そうじゃないけど・・・・」

「じゃあ、なに?」


間髪をいれずに、
隆也君が訊いてくる。

あたしの一字一句を
聴き逃さないように
あたしに顔を近づけてくる。


「・・・・あたしは、隆也君がいつも沢山約束してくれるから不安なの」


「え?」


少し驚いた顔の隆也君に、
あたしの心の中にいつもある
寂しさをみられたくなくて、
顔を背けながら言った。


「・・・・約束は破られるためにあると思うから」


「・・・・・・・」


「隆也君が最初から破るつもりで約束してるとは思わない」


でも、小さな約束でも。

隆也君にとって小さな約束でも。


それをとても嬉しく思ってるあたしには
それが破られることが
とても傷つくの。

だって、大好きな人がしてくれた
約束だから。


言い終わった後、
そっと隆也君をみた。

あたしが言う言葉1つ1つを
聴いていた隆也君は
少し不思議な顔をしている。




その次の瞬間。


「ああ、わかった」

不意に隆也君が理解した。


そして、にこっと笑って、
あたしのほうを見て笑う。


いつもの明るい笑顔で。
少し頬が赤くなってる。

え?


「今わかった。お嬢さん、オレにそんなこと思ってたの?」


少し嬉しそうな声で
あたしのほうを見て、
キラキラした目をする隆也君。


「・・・・う、うん」


とっさのことで、
なんで隆也君が
こんなに嬉しがってるのかがわからない。


「いままでずっと?」

「・・・・・うん」


あたしの返事を聴いた
隆也君が、壁についていた手を離して、
少し口を押さえた。


その顔がすごく赤くなってる。
でも、すごく嬉しそうで。

・・・・なんで照れてるの?


「まいったなあ」


隆也君があたしに笑いかける。
ものすごく嬉しそうで、
そして―――





「なんで、そんな可愛いの?」


そういったと思ったら、
隆也君がいきなり
あたしをぎゅっと抱っこして
持ち上げた。


「きゃ!!た、隆也君!!??」


「ああ、もう、めっちゃ可愛い」


ええー?
!!!!



あまりの展開に
あたしはついていけなかった。

なんか隆也君、
1人で喜んでるんだけど。

抱きしめて持ち上げていた
あたしを下ろしたら
今度は、大きく腕を広げて、
あたしをぎゅっと抱きしめた。


そして、髪の毛に頬ずりするのがわかる。


すごく外国人みたいな仕草。
大きなお父さんが、小さな子どもに
可愛い可愛い、ってするような感じ。


「オレからの約束がとても大事なんだ?」


すこし問いかけるような隆也君の声。
ぎゅーっとされた腕の力が
少し強くて、窮屈。


「・・・・うん」


「それを破られないかっていつも心配って」


すこし声を潜めて、
隆也君が嬉しそうに
あたしの耳元で囁く。


「それは裏を返せば、オレのことが好きでしょうがないってことっしょ」

オレ、すっごく今、幸せ!


そう言って、
もっともっと強く抱きしめてくる。

え?どうしてそう思うの?



それに、手加減なしで
抱きしめられたら
きついよ、隆也君。


いきなりの展開で
目を丸くしちゃったけど、
でも、上機嫌な隆也君を見ていたら。
なんだか悔しくなった。


あたし、本当に隆也君のこと
好きで好きで、しょうがなくて。


それで不安に思ったりするのに。

隆也君はそうじゃなくて、
その不安すら、
自分のことを好きなゆえ、
気持ちの強さだと思ってる。


(それはそうなんだけど・・・・さ)


(ここは喜ぶところじゃなくて、もっとなんか、あたしに大丈夫だよ、とか言うところじゃないかな、隆也君?)



隆也君、マイペース過ぎ。


こうやって不安になったりするあたしって
すごく損しているような気分になるよ。


拗ねているのも
損してる気持ち。
でも、拗ねないでいるのも
損してる気持ち。


思わず、さっきの不機嫌よりも、
もっともっと不機嫌な顔をして、
ぷいっとした。


抱きしめている
隆也君の胸をぐいっと押して
離れた。


「あれ?どうしたの?」


あたしのテンションの
低さに気づいたのか
隆也君が不思議そうな顔をして
あたしの顔を覗き込む。


「どうしたも、こうしたもないよ」


隆也君、本当にマイペース過ぎ!
もう、なんていうか、
隆也君にはついていけない。


そう思って離れようとしたら

「どうして怒ってるの?」


腕を掴まれる。


「そんなの、自分で考えたら?」


思わず憎まれ口が出てしまう。
掴まれた腕のまま、
振り向かないで言う。


「なんで?オレがそんな喜ぶのってダメ?」


覆いかぶさるように
後ろから聞こえてくる声は、
まったくもって。

あたしのこの複雑な気持ちを
わかってないことが、ありあり。


「だめじゃないけど・・・・」


「じゃあ、なんで、そんな顔してるの?」


掴まれた腕で引っ張られて、
正面に持ってこられる。

隆也君がすこしかがんで、
あたしの両頬に手を当てる。


「・・・・・・」


答えてよ、って
その目線で
暗に促される。



しばらく沈黙していたけど、
隆也君はずっとあたしの両頬を
包んだままだし、
言わないと離してくれそうにないから、
あたしは、しぶしぶ観念した。



「だって悔しいから」


「へ?」


とぼけた声が返ってくる。
ああ、やっぱりあたしの中の
この複雑な気持ちとか、
隆也君はあんまりわからないんだね。


もう、それさえも悔しい。


「こんなにあたしばかり隆也君のことが好きで、悔しいから!」


思わず唇尖らせて言ってしまった。

でも言ってしまった後に
自分がどれだけ恥ずかしいことを
叫んじゃったかと気づいて、
うわあ、って目を閉じた。


頬が赤くなるのをとめられない。


こんなのって、自分のほうが
好きだっていうのを
叫んでしまったのと一緒だから。


唇尖らせたまま、
目を閉じてしまったあたしに
隆也君がきょとんとした様子で
当たり前のように告げる。


「オレもお嬢さんのこと、好きっすよ」


その言葉があまりにも、
普通な響きすぎて、
ため息が出てきてしまった。


「・・・・・もういい」


両頬に添えられた手を避けて
今度こそ、隆也君から離れようと
振り払った。


「えっ!ちょっ、ちょっと待って」


少し慌てた声。

「ねえ、なんでそんな怒ってる?」

「おしえてよ」

でもまた後ろ腕に掴まれる。
ああ、もう。


「・・・・・・」


「オレ、本当にお嬢さんのこと、好きです」


好きなら、
もっとあたしの気持ちを
分かって欲しい。

だから、なにも言わない。


「・・・その・・・・、もしかしてオレの気持ち疑ってるんすか?」


何も言わないあたしを
誤解したかのように、
少し傷ついたような
隆也君の声。


「・・・・・・・・」


「答えて」



「答えたくない」



「・・・・・・・・」


ため息がきこえた。
隆也君があたしの正面に
回るのが分かる。

でも、目を合わせたくなくて、
視線を横に逸らした。

「じゃあ、答えなくていいから、こっち向いて」

両手を掴まれて、
かがんで、
あたしの目を見ようとする。


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「やだ」


「ちゃんと話をしよ」


「やだ」


もう、やだ、って言葉しか出てこない。


なんで、こんな展開になったか、
あたしにもわかんない。


なんか、素直になれなくて。


ずっと目線をあわさないで
横を向いたままのあたしを見て、
隆也君がまたため息をついた。


「オレ、ほんと訳わかんないよ。いきなり不機嫌になったりして」
「オレがお嬢さんのこと、すっごい好きってこと、わからないわけ?」


少しふてくされたような口ぶり。


「・・・・・・・・」


「ん?」


どうなの?って隆也君が訊いてくる。
ん?って言われても・・・。


「わからない・・・わけじゃない」


しどろもどろで答える。


「わけじゃない、けど?」


「・・・・・・・」


そう言われても。
拗ねてしまった気持ちは
簡単には戻らない。


「じゃあ、オレがどれだけお嬢さんのこと好きか証明してもいい?」

「え?」


掴まれた手をひっぱられ
くるっと身体をひっくり返され、
とんっと、押されたら、
背中は壁だった。


「そしたら、オレがどれだけお嬢さんのこと好きかってわかるはず」


と、あたしが答える間もなく
隆也君が激しくキスをしてきた。


壁に押し付けられる。
躊躇なくぶつかってくる感情。


キス。
キス。
キス。


ものすごい勢いで
隆也君から、
あたしの中に
注がれるのがわかる。


普段の隆也君の愛情って、
温かくて包み込んでくれる
優しさだけど、
これは・・・・違う。

もっと激しくて。
あたしを奪うような。
あたしをさらっていくようなキス。









「ん・・・・たか・・やくん・・・・、苦しい・・・・」

キスの合間に息を吸う。
だんだん、酸欠になりそう。

隆也君の唇が
許してくれないから。


「だめ・・・もう・・・・少しだけ」


キスの合間にしか、
話せない。


ぎゅっと心臓を
鷲づかみされたかのように
キスの嵐で、あたしは、
もうドキドキしながらも
ぼうっとしてきた。


「ん・・・・んん・・・」


壁に押し付けられてる。
壁際まで追い詰められる。


隆也君の手が壁について、
あたしを逃がしてくれない。


いつもは、だめって言ったら
すぐにやめてくれるのに。


今日はその言葉さえ効かない。



まだ執事服を着て、
勤務中なのに。

恋人同士のときにも
沢山キスしてくれるけど、
それとは。



違う。

キスの嵐。















「・・・・も・・・、わかったから・・・」

「本当に?」

あたしの降参の声に
不意に激しいキスが止んだ。

隆也君があたしの顔を覗き込む。
にんまり笑ってるのがわかる。


キスであたしの不安を
取り除いたつもりなんだ。


それは、なんだかずるいと思いながらも
覗き込んでくる優しい瞳を見たら
あたしは何も言えなくなる。


だから、また憎まれ口を叩いちゃう。


この人に憎まれ口を叩いても、
笑って流してくれるってわかってるけど、
でも、それでも。


「どうして隆也君は、そんなに自信たっぷりなの?」


少し悔しくて、そう言った。


「え?」


「だって、いつも自信たっぷりじゃない」
あたしとずっと一緒にいられるって。


「あたしは時々不安だよ」

「隆也君みたいに、強くないから」


少しきょとんとしていた隆也君が
不意に頷いた。


「なにそれ・・・」


そういって、隆也君は
少しびっくりしたように呟いた。


「なにそれ、じゃないよ」

隆也君と違って、
あたしは不安に弱いってこと。


思いっきり不機嫌にそう言ったら、
隆也君は、まじまじと
あたしの顔を見た後、
ふっと笑った。


「強いとか、そんなんじゃないよ」


そして、少しだけ顔を赤らめて、
真剣な顔であたしを見つめる。

しっかり目を見つめて
隆也君があたしに語る。

一言、一言、大事に。


「オレはお嬢さんのことに関しては、もう決めてるんすよ」


何があっても、
お嬢さんのそばを
離れないって。

ずっとお嬢さんの笑顔を
守るのは自分だって。

こんなに大好きだから
手放したくないって。

ずっとそばにいたいって、
いつも思ってます。


専属として選んでもらって、
こうやって毎日傍にいれて、
オレ、ほんと幸せっす。


でも、それ以上の気持ちで、
オレはお嬢さんのことが大好きです。

1人の女の子として。


ほんとオレ、あきれるくらい、
めっちゃお嬢さんのことが
好きなんすよ。

お嬢さんがオレのことを
好きなこと以上に。





思わず、ぽかーんとしてしまうほど
隆也君のいきなりの大胆な告白に
あたしは目を、耳を、心を奪われる。


「だから、俺はお嬢さんに沢山約束したくなるんです」


お嬢さんにいつも
笑っててもらいたいから。


1つ1つ、約束をかなえていけば、
きっとオレ、ずっとお嬢さんの
傍にいれると思うから。


そこまで言った、隆也君は
少し言葉を切って、
あたしの目を覗き込み、


「お嬢さんは、一生オレが守ります」


最後は力強く宣言してくれた。



(思いっきり・・・大胆な・・・!)

すごく、赤面してるけど、
とても嬉しそうに、
そして、あたしのことを
愛しそうにみつめてる隆也君。


スゴイことを
言ってるよ、隆也君・・・・。


思わず呆然と見つめてしまった。


なんで、こんな言葉だけで
あたしの中にある不安とか
全部消し去ってしまうの?


ものすごい力だよ、隆也君。



太陽のような、いつもの笑顔で
にこにこしてくれるもんだから、
思わず、照れ隠しに、言ってしまう。


「・・・お嬢さんって呼ばないでよ。こんなときまで」



赤くなったあたしに気がついたのか、
隆也君がくすっと笑うのがわかる。


「だってなんか呼び捨てで呼ぶって恥ずかしいじゃないっす」

さっきの大胆な告白の方が
絶対恥ずかしいと思うのに
隆也君って、本当に・・・・。

思わず笑いがこみ上げる。


「恋人同士なのに」


んー、って少し斜め上をみて
唇をまげていた隆也君だけど、
ちょっと納得したみたいに、
あたしのほうをみて、にこっと笑った。


「じゃあ、****。」


これでいい?って訊く
隆也君の口から出た
あたしの名前に、どきっとする。


「遅いよ」

でも、そ知らぬふりをする。

「ごめん」

ごめんって言いながらも、
隆也君は、笑ってる。


その笑顔があたしを見つめている。

さっきの言葉・・・・。


あたしの心を満たしてくれた。
あんなにも、率直で
ストレートに言われるって・・・・。

本当に嬉しい。



「ねえ、隆也君」

「ん?」

「・・・・さっきの言葉、とっても嬉しかった」

嬉しさと恥ずかしさのあまり、
ちょっと俯きかげんで告げた
あたしに、隆也君が目を輝かせて
覗き込んでくる。


「どこらへんが?」


「んもう!意地悪しないで」


「ごめんごめん。だって*****が可愛いからつい」


「隆也君ったら!」


思わず、隆也君の胸を叩く。
ぽかぽかぽか。
笑いながら、隆也君が
そんなあたしを受け止めてくれる。


もう!って言いながら、
叩いていた胸に飛び込んだら、
隆也君が後ろに手を回して、
ぎゅっと抱きしめてくれる。


隆也君・・・・。


あたしを抱っこで持ち上げて
近くの椅子に座った自分の上に
あたしを置く。


横に抱っこされながら、
あたしは隆也君の首に
腕を回して抱きつく。


「たかやくん・・・・」

「ん?」

「なんか、すごく子どもみたいになってるよ、あたし?」


隆也君はすごく体格がいいから、
少し小さいあたしは、隆也君に
よく抱っこされる。

お父さんみたい、って
思っているのはナイショ。


「膝の上にあたし置いてたら、重いよ?」


隆也君が笑う気配がする。


「いいよ。可愛いから、許す」


その言葉がおかしくて
くすっと笑うと、
隆也君も笑った。

近くで見る隆也君。


あたしのことを
すごく優しく見つめてる。
少しだけ顔が
赤くなってるのがわかる。


あたしも・・・
きっと赤くなってるはず。


恥ずかしくて、
隆也君の首元に
自分の頭をくっつけた。


ことん、って置くと、
隆也君の肩の温かさが伝わってくる。


ここはあたしの場所。


頭を抱くように回された
たくましい腕。
すごく綺麗に
筋肉がついてるのがわかる。


隆也君が、くんくんとしながら、
あたしの髪の毛に鼻をつける。
髪の毛にキスされる。


「****、ほんと、すげえかわいい」

そして、髪の毛に頬ずりされた。
腕にも。首元にも。

それがくすぐったくて、
あたしはくすくす笑いながら
身を捩って逃げる。


なんか・・・・その仕草が
とても恥ずかしい。

あんまり年は変らないのに。
すごく、溺愛されてるって気がする。


思わず、隆也君の手放しの愛撫が
恥ずかしくて、
隆也君の胸にしがみついて
くーってハグしていたら、
隆也君があたしを抱きしめて、
少し揺らす。



隆也君の胸はすごく広い。
そしてたくましくて。
あたしのことを、
すっぽり包んじゃう。


大きな海に抱かれてるみたいに。


あたしは、少しだけ
身体を揺らされるのが
気持ちよくて目を閉じた。



力を抜いて、
隆也君にもたれかかる。



「たかや・・・・くん・・・・」


「ん?」


「・・・・ううん、なんでもない」


そのあたしの身体を
隆也君の腕が抱っこしてる。


優しく手が背中を
撫でてくれる。


目を瞑って、
隆也君の愛撫に身を任せていたら
不意に耳元で囁かれた。


「オレ、本気だから」

「え?」

「本気でいつも、ああいうことを思ってる」


腕の中から見上げると
隆也君はどっかの方向をみて、
頬を染めて、
真剣なまなざしをしている。


「隆也君・・・・」


名前を呼ばれて、
隆也君があたしを見つめる。


その瞳が、とても・・・甘い。
赤くなってるのに、
すごく、隆也君から目が離せない。


目を閉じた。


「いつか、****と・・・・」


言葉がキスで消される。


「・・・うん」


それすら、とても甘い。
キスの合間に
隆也君が囁く言葉が
あたしの唇の上を
優しくなぞる。



「オレにとって、****は太陽みたいなんだ」


「え?」


「****の笑っている顔を見てると、本当にオレも嬉しくなって」


だから、いつも笑ってて欲しくて
約束するんだ。


「・・・・・・・」




「執事の仕事も、最初は戸惑っていたけど」


だんだん、****の笑顔がみたくて、
それで頑張れるオレがいるんだ。


オレ、きっと一人前の執事に
認めてもらうようになるから。



「そしたら、*****のこと、恋人だって、宣言する」


「え?」


「今だって、もうほとんど知れ渡ってるかもしんないけど」


そういって、隆也君がふわっと笑う。

あたしは、その笑顔を
ずっと守りたいと思う。


「でも、ちゃんと一人前の執事になったら****の恋人だって胸をはれるから」


少し大げさに胸を叩く仕草をする
隆也君の子どもっぽい仕草に
あたしはくすっと笑った。


「・・・・そんなことしなくても、隆也君はあたしの自慢の恋人だよ」


そうだよ。
隆也君はそのままの隆也君なだけで
あたしの自慢なの。

とても優しくて。
とても頼りになって。
そして、素敵な笑顔を
持っている人。

あたしの恋人。


「それはわかってるけど、これは男のケジメです」


そういって、隆也君が
あたしの髪の毛を
くしゃくしゃっと撫でる。


「そんな不安そうな顔をするなよ」


「だって、隆也君・・・・」

思わず幸せで泣きそうになって
あたしは隆也君を見上げた。


「ああ、もうこんな可愛い顔、誰にも見せないで」


あたしの両頬を
隆也君がぎゅーって手で押さえる。
隆也君の少し大きな手には
あたしの顔は小さいみたい。


両手で頬を
外にひっぱったり、
内側に寄せてみたり、
あたしの顔で遊ぶ。


もう!って思うけど、
そうしながらも、
隆也君がすごく優しい目で
見つめてくれてるのがわかる。


不器用そうに、
あたしの横顔を包む手のひら。

その手のひらが暖かい。
思わず優しい気持ちになって
目を閉じたら、
閉じた瞼にキスが降ってくる。


「いつか、****のことを迎えにいくほど、一人前になるから」


顔中、あちらこちらキスされる。

瞼に。
睫に。
鼻先に。
額に。
頬に。
唇の端に。
唇に。


少し開かされた唇に
隆也君の唇が重なる。


本当に、隆也君は
べろんべろんに
あたしに恋してる。


舐めちゃうくらい愛してくれる。
それがたまらなく嬉しい。


「・・・・一人前じゃなくてもいいよ」


その言葉で隆也君が
くすっと笑う。


「オレ、お嬢さんに釣り合う男になりたいんだ」


「あ、今、またお嬢さんって言ったー!」


思わずツッコんじゃって、
あたしと隆也君はくすくす笑う。


「だってオレ達、新米お嬢様に、新米執事じゃないか」


2人で一人前になろう。


そんな日がきたら、
お嬢様と執事の恋も
許されるんじゃないか?



隆也君があたしを
ぎゅっと抱きしめる。


その広い胸に、もたれかかって
あたしは腕を回して、
隆也君の首にぎゅーっと抱きつく。


許される、許されない。
そんなの、どうだっていい。

そんなの関係ない。

あたしは、隆也君のことが
大好きだから。

隆也君もあたしのことが
大好きだから。


ぎゅーって抱きついたあたしを
隆也君が名前を呼ぶ。


顔を上げると、
隆也君がキスしてくれる。


隆也君らしいキス。

優しいんだけど、
なんかもっと・・・・強い。
熱くて、そして、温かい。


いつもまっすぐに
あたしを見つめてくれて
笑顔で、明るくて。


ぴかぴかの笑顔が好き。


「ねえ、隆也君」

「ん?」

「約束して」

「いいよ」

ぐっと隆也君が、あたしの目の前に
自分の小指を差し出す。


20090428034242



「・・・・もう!約束の内容も聞かないで、すぐゆびきりしようとする?!」


思わず笑いながら、
自分の小指を
隆也君の小指に絡めた。


「え、だって、****とだったら、どんな約束でもいいんだよ」


なにそれ。
笑いながらそういうあたしを
隆也君が囁く。


だって、どんな約束でも
どんなゆびきりでも、
****の願い事だったら、全部
オレは叶えてあげたいんだ。


その言葉で
思わず嬉しくなって
ぎゅって抱きついた。


隆也君がいつも
沢山約束してくれるのは
あたしのことが好きだから。


あたしの願いだったら
なんだって叶えたいと
思ってるからなんだ。


だから、「守れる、守れない」じゃなくて
約束してくれる。

躊躇なく
ゆびきりしてくれる。




少し泣きそう。

あやすように隆也君の手が
あたしの背中をぽんぽん叩く。


隆也君の優しい言葉が
あたしの中に
沢山積もっていく。


隆也君にはいつも
甘えたくなるの。


隆也君があたしのことを
めちゃめちゃ好きだっていうのは
わかってるから。

ずっと隆也君に
見つめられてたい。


一生懸命がんばってる
隆也君の傍で、
あたしも頑張りたい。


多分、遠からぬ未来、
隆也君が一人前の
執事になった時は
きっときっと。





隆也君の永遠の約束をしたい。



あたしはさっき絡めた
あたしの小指と
隆也君の小指を思い出した。



ずっと死ぬまで一緒って約束。
ずっと愛し合うって約束。


きっと。
きっと、そういう日は来るはず。


ううん。


そういう日を迎えるために
あたしたちは、
毎日、沢山約束するの。


約束するのは、
縛りたいからじゃない。


相手の未来に
自分がいるってことが
わかっているから。


ゆびきりをして、
1つ1つ、それが
叶えられていくたびに
あたしたち2人も、
未来に近付くの。


隆也君があたしにしてくれる
沢山の約束。


それは、隆也君が
約束してくれた瞬間に
もう叶えられてる。



ゆびきりしよう。
ずっとずっと、
大切な約束だから。


大好きだよ、隆也君。
これからもずっと、
あたしのそばにいてね。




20090428033939









******** ゆびきり FIN. *******
FOR YUN






20090428033941










◇あとがき◇


このお話を、ゆんさまに捧げます。

ステキなイラストがあったからこそ、
このお話を書くことが出来ました。

今回の企画に当たって、
出来るだけ自分ひとりでやろうと
思いながらも、やっぱり目標の
オールキャラのお話を書くためには、
どうしても、自分自身の力では
ムリそうだと思うことも多くて。

それで、ゆんさまに、大木のイラストを
お願いしました。

以前から、ゆんさまが描く
大木のイラストが
とても好きでした。

彼女が描く大木のイラストから
パワーもらって、大木のお話が
書きたいって思ったわけです。


すぐさま決めて、お願いしたところ、
快く引き受けてくださって、
お忙しい時間の中、このように
ステキなお話を書くことが出来ました。
ゆんさま、ありがとうございます。


さて。

お話自体なんですが、
これは、江国香織「神様のボート」という
本がモチーフになってます。


この本のテーマにとても心惹かれて、
今回、このお話を書くに当たって
その本を読み返しました。

「あなたとの約束は口にだした瞬間にもう叶えられている」


この一文が、その本の中にあります。
あたしは、この言葉が大好きです。

約束ってなんだろう。
叶えられるってどんなことだろう。

そう思っていたあたしと
隆也のお話がリンクしました。

隆也だったら、多分
そのまっすぐな瞳で、
未来を見つめたまま
躊躇いもなく約束をするだろうと。


その約束は、
全て愛するヒロインの幸せや
笑顔に繋がってるんじゃないかと
思ったんです。


「隆也君なら、
約束ねって、言ってきたら
普通に指を出してきそう。
こっちが一瞬びっくりするような」


そう、ゆんさまが言っていたことに
激しく共感します。

隆也には、まっすぐに
彼女へ気持ちを伝える
男らしさがある。


あたしが思っている隆也像です。


「約束なんていらないわ。果たされないことなんて大嫌いなの」

と歌った椎名林檎に
激しく同感なあたしではありますが、
でも、それでもたまには
約束を信じたい。


恋人がしてくれる約束。
それは普通の約束より
とても意味があって大切なもの。


約束があるから、
恋人たちって
愛を紡げるのではないか
とさえ思っています。


約束自体に意味があるんじゃなくて
約束をしたときの「心」に
意味があるんだと思ってます。

きっと約束した瞬間、
その未来はきちんと
描かれているものだと思うから。

だから、約束は
してくれたその瞬間に
もう叶えられている。

そう思います。

きっと沢山の約束が
幸せを作っていくきっかけに
なりますように。



30.April.2009 つぐみ




以下、私信になります。



++++++ ゆんさまへ +++++++


このお話をゆんさんに捧げます。

ゆんさんのステキなイラストで
このお話を書くことが出来ました。

突然、月末に企画をしたいから、
是非イラストを描いて欲しいという、
あたしの図々しいお願いを
叶えてくださって、
本当に嬉しかったです。

いつかは書きたかった、
約束、ゆびきり、というテーマ。
はからずしも、大木のお話で
叶うことが出来たこと、
あたしは心から喜んでいます。

ゆんさんのイラストは、
不思議な力があります。

なんだか人を素直にさせるような・・・・。
温かくて柔らかくて。
そして愛を感じます。
あたしは、ゆんさんのイラストが
大好きです。

「文章が書けるっていいな」と
ゆんさんが言っていましたが、
あたしからすると、こんな温かくて
爽やかで温かいイラストを描けることが
とてもすごいことだと思います。

イラストを見るまでは、
今回、このお話を書こうとは
思っていませんでした。

それが、戴いたイラストを見ているうちに、
前から書きたかったテーマを思い出し、
これを大木で叶えてみようと思い立ち、
大好きだった本を取り出してきて読んでみたり。

ゆんさんに追加で
ゆびきりのイラストを頼んだり。

UPの日取りも当初より遅れてしまって、
やきもきさせたと思います。
その間も、あたしを支えてくださって
本当にありがとうございました。
ゆんさんからの優しいお言葉、
あたしの心にすごく響きました。

今回、夜話のトリでこのお話を持ってきて
本当によかったと思ってます。
こんな明るくて、とても愛がある大木を
かけたのが嬉しかったから。
そして、多分・・・・読んでくださってる
方々にも、この気持ちが通じるだろうと
思うから。

ゆんさんがいたから
このお話が書けました。
夜話し、より、このお話は、
本当に昼下がりの木陰で読みたい
お話ですよね♪
とても明るくて・・・眩しいです大木がw

以前捧げた夢よりも、
もっとゆんさんの世界に近づけた
お話になったかと思います。
あのときのリベンジが
出来たでしょうか?(笑)

本当にいつもありがとう。
ゆんさんの優しさや温かさに
あたしはいつも心温まってます。

あたしもゆんさんに
この感謝の気持ちや
大好きだって気持ちを伝えたい。

このお話に、
その気持ちを込めました。
伝わるといいな♪


いつか、またゆんさんのイラストに
お話をつけさせてください♪


ゆんさんの描く
恋同や執恋のイラストが
好きでしょうがないつぐみより♪

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