2017 07 / 06 last month≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫08 next month
スポンサーサイト  --/--/--  
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 | スポンサー広告  | Page Top↑
ダンスのお相手は?14  04/03/2009  
「執事たちの恋愛事情」の創作になります。

連載している「ダンスのお相手は?」14です。
14話まできました・・・・。

苦しい独白が続いております。
こう、なんていうか、ラブラブな情景が
少ないのでは?と内心ドキドキしつつ、書いてます。

樫原さんはどこへいったの?と訊かれたり
ダンスはどうなったの?と訊かれたり、
アワアワすることが多いです・・・・(苦笑)

連載らしく、連日UPできると、
なんというか、嬉しくなりますねw

楽しみにしてくださってる方がいるんだろうか?
こんな苦しい話なのに・・・・と想いつつ・・・・。
もし読まれた方で毒にあたってしまったら、
本当に申し訳ないです。

何で書いてるんだろう?と思うようなことしばしば。
長くてあきれられてもしょうがないな、と
たまにものすごく悲観的になっているつぐみです。
シリアスな展開に、あたしもやられてるのか?!(苦笑)




【前回までのリスト】

・ダンスのお相手は?1 幕開け
・ダンスのお相手は?2 レッスン開始
・ダンスのお相手は?3 甘やかしてくれる人
・ダンスのお相手は?4 誘惑
・ダンスのお相手は?5 揺れる心
・ダンスのお相手は?6 告白 
・ダンスのお相手は?7 情熱
・ダンスのお相手は?8 好きという気持ち
・ダンスのお相手は?9 イアリング
・ダンスのお相手は?10 嘘の数 
・ダンスのお相手は?11 涙色の空
・ダンスのお相手は?12 熱
・ダンスのお相手は?13 廃墟の中の2人


以下、創作になります。
どうぞ、ご了承の上、お読み下さい。




↓↓↓↓












********* ダンスのお相手は?14 ************




あたしは、静かな決意と共に、
じっと、ベッドの天井を見つめていた。


外をざわめく風の音。
葉がこすれる音。
時計の音。


そして、隣であたしの手を握って
眠っている愛しい人の寝息。



耳を澄ませる。






熱の具合は・・・もう大丈夫。

熱が下がっていくと共に、
あたしの中でずっと考えてきたことも
さーっと片付いていくような気がしていた。



この、静寂な夜が、
あたしの心を満たしてくれていた。













カタン









不意に、廊下でなにか物音がして、
その音で、真壁さんが目を開けた。





もう涙は止まっていたけど、
真壁さんがゆっくりとこっちを見て、
視線が合わさったとき、
どうしようもなく、切なくなって、
あたしは、また泣きそうになった。




「起きてたのか。大丈夫か?」


「熱は?」



口早にそういいながら、
真壁さんがあたしの額に置かれた
濡れタオルをかえ、額に手を当てる。



「うん。大丈夫」

「だるいけど、頭の痛みはなくなってる・・・・」


ほっとしたような顔で、
額に当てた手を、自分の額にかえて、
額と額をくっつけあう。


そんな動作が、いちいちあたしの胸を打つ。


「・・・・熱は下がってるな」


真壁さんが近距離で上から
あたしの目を覗きこんだ。




「・・・・・泣いていたのか?」



「・・・うん」



涙の跡を、真壁さんが指でなぞる。
そっと目をつぶったあたしに、
真壁さんが瞼に、頬にキスを落とす。

いつも、泣いた後は、
真壁さんがその涙の跡を消してくれるから。

ゆっくりと、真壁さんの唇が
やわらかく動いて、涙の線をなぞる。



「どこか痛いところは?」


心配そうな瞳で聞かれると、
あたしは何もいえなかった。


真壁さんが、側にあった濡れたタオルで
汗ばんだあたしの顔や首や、胸元も
優しく拭いてくれる。


ちょっと恥ずかしかったけど、
そのままにしておいた。





「・・・・・・夢を見たの」


「どんな夢?」



手を止めて、あたしの顔をみる。



「・・・・・・あたしと真壁さんが2人だけの世界にいる夢」


そう。
あたしが見た、あの夢の中の部屋。


あのことをどうしてか、あたしは、
真壁さんに伝えなくては、と感じていた。



「どこかわからないけど、廃墟みたいな部屋で真壁さんに抱きかかえられて眠ってたの」



むせかえるような百合の花の匂い。
そして、コスモスの花びらを揺らす風。
静かに響く雨だれの音。


2人に降り注ぐ天井からのきらきらした光。
あの廃墟の中の2人。



「どうしてその夢で泣くんだ?」


ふっと笑った真壁さんが、
とても好きだと思った。


どうしようもないな、って想ってるのが
手に取るようにわかる。



「・・・・だって、あまりにも切なかったから」



「俺と一緒にいても、切なかったのか?」

こら、っというように、
真壁さんが、あたしの頬っぺたをつまむ。


少し顔が無表情になって、
お嬢様を叱る執事の顔だ。
でも、こんな風にあたしの顔で遊んでいる。

そうだよね。

冗談交じりにしないと、そんな質問、
あなたがあたしにできないってことも
本当はわかってるよ。


「幸せそうだったから、苦しくて・・・・切なくなったんだよ」
「一緒に入れて幸せそうだな、って思ったら、今のあたしたちを思い返して・・・・哀しくなった」



ため息のように、言葉が漏れてしまう。
哀しいけど、それが事実だと思うから。




「―――お前は今、俺と一緒にいて幸せじゃないのか?」




「え?」




「俺は―――、お前の傍にいられるだけで、いつも幸せだよ」

深く一息つきながら、真壁さんが苦笑している。

その瞳がわずかに傷ついた痛みが
浮かんでいるのがみてとれてた。



「お前がいない時間を、俺がどれだけ空虚な気持ちでいるか想像したことあるか?」


さっきのあたしの言葉は彼を傷つけた。
思ってもない言葉が続く。


「毎日学校へお前を送り出して別れるとき」

「夕方、迎えにいく時間まで、俺がどんな気持ちでいるか想像してみろ」


濡れたタオルを交換しようと、
後ろをむいた背中からも、伝わってくる。


「―――お前は俺しかいない世界を苦しく感じてるか?」

少し硬くなった声があたしに訊く。



わかってる。
あなたがどう思っているかは。



だから、あたしは正直に答えることにした。





「幸せすぎて、苦しいコトだってあるよ」


「・・・・・・・・・・」



「好きで好きでたまらなくて・・・・、その気持ちが自分と相手も傷つけてしまう」

「あたし、真壁さんのことが好きだよ」

「好きだからこそ、傷つけたくないと思って、何かの拍子に真壁さんを苦しめる自分が嫌になって、離れたくなる」

「自分を嫌になる自分が嫌。でも、真壁さんを傷つける自分も嫌」




「これがどれだけ苦しいかわかる?」




なんて、どす黒くて、
やり場がなくて、
どうしようもない想いなんだろう。



あたしの顔をじっと見つめながら聞いていた真壁さんが、
不意に振り返って、
ベッドに眠ったあたしの傍に来た。


背中に手を入れて、
あたしを起こしてくれる。




汗ばんだ身体にネグレジェがくっついてるのがわかる。


身体が熱い。


汗をかいていることが恥ずかしくて身を捩るあたしを、
真壁さんがベットサイドで立ったまま
自分の方を向かせて
あたしの横顔をしっかりと手で包み込む。


そして、上から自分の額とあたしの額をあわせて、
あたしを逃げれなくする。



ずるい。


こういう風に、あたしを逃げないようにしてしまうなんて。


これから真壁さんがいうことの真剣さを予想して、
あたしの胸は震える。


真正面からくるのが、わかったから。




真壁さんは目を合わせたまま、
ゆっくりした口調ではっきりと告げた。




「・・・・俺は、お前から傷つけられるのなら、なにもかも許せるよ」

「傷じゃない。それはお前が俺につける印だ」

「どれだけお前が、俺のことを愛してるかの印だ」

「それに、お前が俺を苦しめることなど何もない」

「勝手に俺を傷つけたと思って離れていくな。俺から逃げるな。」

「お前が傍にいてくれることが俺の幸せだ」



一気に畳み込まれるように言われた。




あたしを見つめる瞳の強さ、
捕まえられた手、触れている額から伝わってくる
真壁さんの情熱に、あたしは、くらくらしてくる。


キスされたり、触れられたりするより、
その言葉が、なによりもあたしの心を揺さぶる。
直接、心の奥底を愛撫されているかのような、
激しい言葉で、あたしはなんて言ったらいいのか
わからなくなった。



真壁さんはあたしの瞳を上から覗き込む。
その瞳にはあたししか映っていない。


どうして、この人はこんなに
あたしのことを愛してるんだろう。


ゆっくりと近づいてきた真壁さんが
あたしにキスをする。



何度、キスをしたか・・・・わからない。
苦しくなるほど、長く。深く。熱く。


ゆるやかに吸われる唇が熱い。
口の中を這い回るかのような舌の動きに
あたしの感覚が全て捕らえられてしまう。
真壁さんの唾液が、あたしの口の中に
流れ込んでくる。


何度も唇を離そうとしても、
真壁さんが許してくれなかった。




きっと、さっき「離れる」っていうことを言ったから―――。




苦しいほど、ずっとキスをされていた。









「お前が傍にいないことが、俺にとっての一番の苦しみだ」


ようやく許してくれた真壁さんが、そう呟く。



その呟きがとても哀しそうな色をしていたから、
たまらなくなったあたしは、
立ったままでいる真壁さんの腰に
自分の腕を回して、抱きついた。


「・・・・・いなくならないよ」
「ずっと傍にいる」


そうして上を見上げると、
真壁さんがあたしのことを見つめていた。



「・・・・・その約束を破ったら、俺はお前を許さない」


全てを焼き尽くすかのような黒い炎のようなものが
真壁さんの瞳に見えた気がする。
真壁さんの、本気の言葉だ。


その意味にあたしは、
・・・・少し恐怖と歓喜を覚える。


許されないのと、許さないのは、
どちらが辛いんだろうか。
そして、どちらが幸せなんだろう。



ふと、そういうことが頭に浮かんだ。



そして、その深刻さに、
あたしは、少し笑ってしまった。


笑ったらいけない場面だとわかりながらも、
どうしようもなく差し迫った感情があるときに、
人間って笑ってしまうんだ。


どうしようもなくなって、あたしは
真壁さんの腰に抱きついて、
ぺったりと自分の頬をくっつける。
子どものように、ただただすがりたかった。


ただ、全力で、あたしのすべてを
この人にぶつけたかった。

今すぐ、ここからあたしを
浚って欲しかった。



「・・・・どうして笑うんだ?」


「だって・・・真壁さんがあんまりにも真剣だから」



腰に抱きついてきたあたしの頭を
真壁さんが小さい子をあやすように
ぽんぽんと叩くように撫でる。


「・・・・真剣だったらだめなのか?」

ため息まじりの声が聴こえる。


「違う。そうじゃないの。」

「ただ・・・そう言ってもらえて、嬉しかったから」

ただ、嬉しかった。
そう、ただ・・・・ただただ嬉しかった。




真壁さんに抱きついて、
彼の匂いを全身で感じながら、
あたしは、また夢の中で見た“あたしたち”を
想いだして出していた。



目をつぶって、ゆっくりと息を吐く。



その姿を上から、じっと
真壁さんが様子窺ってるのがわかる。




不意に拗ねたような声が聞こえた。


「だから、お前に俺の気持ちはわからないよ」


「どれだけ俺がお前のことを愛してるかもな」



思わず、声をした上のほうをみると、
彼は横を向いて、あたしから顔を逸らせていた。


苦い表情をしながらも、そうため息まじりでいう
言葉の甘さは、全てあたしのものだ。

この人はとても純粋で、まっすぐで、情熱的で
本当に不器用で、あたししか見ていない。



「あたしも、真壁さんのこと、大好きだよ」



好きだから、本当は・・・・・・、
あなたのことを解放してあげたいのに。
それをしないのは、あたしが貴方のことを
深く、深く愛しているから。

そして、・・・・愛されたい気持ちが強いから。






「・・・・雨が降ってたの」



「雨?」



「うん。雨が降ってて、その部屋の中で2人っきりだったの」

「あたしね。本当は真壁さんとだったら、その部屋に閉じ込められてもいいと思った」



「・・・・・・・・・・」

真壁さんが息をこらして、
続きを待ってるのがわかる。




「2人しかいない世界だったら、どれだけ幸せだろうと思ったのよ」
「誰にも邪魔されず、お互いがお互いだけを見て、誰も傷つけない世界」


「そう思ったら、とても切なくなったの」



「だって、あたしたちが2人だけしかいない世界が、現実にあるわけはない」


「・・・・だから、泣いたの。その事実が切なくて。とても哀しくて」





息を呑む音が聞こえる。


そう、あたしは、
多分・・・・とても怖いことを言ってる。


不意に真壁さんが、
自分の腰に巻きついていた
あたしの腕を振り解いて、
膝を折り、かがんだ。


あたしに目線をあわせ、
そして、真剣な表情でいう。


その瞳の色は・・・・・
色んな複雑な感情が往来してて
あたしには、わからなかった。


「・・・・・もし、本当にそういう世界があったら、お前は俺と一緒にそこに入るか?」
俺はお前のことを、いつも、そういう世界に閉じ込めたいと想ってる



真壁さんがあたしに言った言葉は
あたしが言った言葉よりも、
もっと怖い言葉だった。


言葉にしなくても、
無言でも伝わる言葉があるというのを
今、わかったよ。


見つめられている瞳の色も・・・
怖いくらいに痛い。


その答えが意味することが、
どんなことであろうとも。

どれだけ狂気のようなものに近いものだとしても。



声を押し殺して、不安そうに聞かないで。
答えは、当たり前のようにわかってて欲しい。
あたしが、頷くのを当然だと思って。




あたしを試さないで。



答えは決まってる。



あたしは、そんな真壁さんの瞳を見つめて、
ふっと笑って見せた。


「そんなの、答えなくてもわかってるでしょう?」

「あたしも真壁さんと同じ気持ちだよ」
あたしだって、真壁さんしかいない世界に閉じ込められたいと想ってる。



そう言ったら、
真壁さんの瞳の色が和らいで、笑った。


あたしがあなたの聞こえない声を聴いたように
あなたにも、あたしの声が伝わったかな。



「俺と同じ気持ち?」



「そうだよ」


同じ気持ちか・・・・。
真壁さんが小さく呟いて、目を伏せた
そっと息を吐きだすのが聞こえる。
うつむいた表情が、なんだかとても
幸せそうだった。





それで、あたしはわかった。


ああ、そうだったんだね。
こうやって、あたしがどれだけ貴方のことを
あんなに怖いほど思いつめて想ってるか
全部隠すことなく伝えれば、安心したんだ。


あたし、こういう気持ちを、
あなたに伝えるのが怖くて。


これを知られたら
嫌われるんじゃないかと思って避けていた。


想いを全てぶつけたら、逃げてしまうかもしれないって
真壁さんに自分の全てをぶつけられなかった。


だから、一緒にいられなくても大丈夫だとか、
他の誰かといても大丈夫なフリをしていた。

嫉妬していたり、不安になったり、
辛くなったりしたことも、
全て一人で飲み込んでた。



真壁さんに追いつきたくて、
必死で「大人」のふりをしてきた。


それが、真壁さんにとっては、不安だったんだね。



もっと、あたしはあたしらしく、
すがりつけばよかったんだ。


もっと、あたしがどれだけ
真壁さんのことを本気で好きか、
好きで好きで、どれくらいギリギリなのか
教えてあげればよかったんだ。






真壁さんがそっと、
あたしの両方の瞼に手を当てる。
目を塞がれ、そっとキスをされた。


時々こうやって、すごく優しくキスをする。
いつもの強引な真壁さんからと思えないほど。



「・・・・もう少し眠るんだ。早く治してしまえ」

「話は、それからだ」



何度も優しく瞼にキスをされると、
あたしは、そこから
溶けてしまうんじゃないかと思う。

ずっとずっと、今が続けばいいと想う。




「うん」



ゆっくりと、真壁さんが
あたしをベッドに寝かせてくれる。

ベッドの傍で膝をおりかがんで
あたしのほうを見ている。




あたしだけの執事さん。
そして、あたしの恋人。



かけられた布団の隙間から
小さく手を出してみた。
その手を見て、真壁さんがふっと微笑む。

指を1本1本なぞるように撫でた後、
真壁さんの細くて長くて綺麗な指が
あたしの手を包み込んだ。

手から伝わってくる温もりが
直接、あたしの心に流れ込んでくる。




「眠るまで、傍に居て。手を握ってて」



「いつでも傍にいるよ」



包んだ手に、真壁さんが
そっとキスをする。
その仕草が、とても
あたしを大事にしてるとわからせてくれる。


「眠ってもずっとそばにいて」


「ああ、傍に居る」


耳元で聴く真壁さんの声は、
本当に・・・甘くて、あたしの心を時めかせる。


「約束して。あたしが目が覚めたときもまた傍にいるって」



「約束するよ」



「約束破ったら、許さないから」



「ああ」



くすっと笑う気配がする。
わがままなお嬢様だ、と冗談交じりで言う。

ようやく笑ってくれた。
あたしは、そのことで、とても嬉しくなる。



ぎゅっと握り締めた手を、
もっと強い力で握り返された。
その手の強さに安心して、
あたしは、目を閉じた。









瞼には、さっきの夢の光景が広がる。




本当は・・・・壊したいと思って
必死で叩いた窓。



壊したいのは、そこに入れない哀しさからか。
入りたかったから壊したかったのか。
それとも、そこで眠る2人が羨ましすぎたからか。






わからない。





わかっているのは、
今あたしの手を握る温かさだけ。



目をつぶっていても
真壁さんがあたしのことを
優しく見つめているのが感じられる。


そして、そのうち、キスをしてくれることも。


ずっとずっと、傍に居て手を握っててくれることも。



今日だけじゃなくて、きっと明日も。
その次の日も。



あたしが眠った後も、きっと傍にいて、
ずっと愛の言葉を囁いててくれることも。



さっきの言葉が、本当に
真壁さんの心の中から出てきた言葉だということも。



約束してくれた切なさも。


今、愛してくれている、この一瞬が
ずっとずっと、続いていくだろうという
確信めいた想い。



その一瞬一瞬が繋がることで、
永遠になればいい。






あたしは、真壁さんに伝えたいことが
もっと沢山ある。






でもそれは、もう少し後になってから・・・・。





それまでに片付けないといけない問題が
あたしにはある。








深く息をした。
この、夜の空気を忘れたくなくて。





ゆっくりと眠りに吸い込まれていく。





息が吹きかかりそうな間近な距離でいる真壁さんが
そっと近付いて、あたしの額にキスを落とした。


その優しさが、あたしを眠りに落とす。





眠りにつくあたしの横で、
真壁さんがあたしの顔をじっと見つめていた。








************ ダンスのお相手は?14 **********

15話へ続く。


 | GAME:【執/恋】創作  | Page Top↑

Blog状況

最近の記事

カテゴリー

訪問者数

メールフォーム