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配達あかずきん  09/28/2007  
配達あかずきん (ミステリ・フロンティア)配達あかずきん (ミステリ・フロンティア)
(2006/05/20)
大崎 梢

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『配達あかずきん』大崎梢

駅ビル6階にある成風堂書店が舞台。
しっかり者の書店員・杏子と、
勘の良いアルバイト店員・多絵のコンビが、
さまざまな謎に取り組んでいく本格書店ミステリ。

本屋の謎は本屋が解かなきゃ。

存在しない本を探している老人。
亡き息子の行く先をたどる漫画『あさひゆめみし』。
配達先のお店に配られた週刊誌に挟まれた暴露写真。
書店員より詳しく本を客に勧めた謎の人物。
発売フェアのディスプレイ展示での出来事。

本屋の内情に精通しているからこそ、
生み出せる謎、ミステリーだよなぁと感心しました。

連作短編集で、表題の短編もさることながら、
あたしは、『標野にて 君が袖振る』が気に入った。

茜さす 紫野ゆき 標野ゆき 野守は見ずや 君が袖振る

万葉集に収められた額田大君の相聞歌。
ロマンティックだなぁ。
こんな歌を恋人から贈られてみたいものです。

あと、『6冊目のメッセージ』もお気に入り。
書店員ではない人物が、病床の娘に本を届けたい母親に
アドバイスして、色々な本を読ませる話なんだけど、
その選んだ本のチョイスが渋い。

病床で読みたい本って、意外と選ぶのが難しいんだよね。
自分が長期入院していたころを思い出すと、
本を読むほど元気がないときもあれば、なにかしら本が
心の慰めになって、退屈で長い入院生活の時間を
楽しめるようになったり。まぁ、病床で読むとしたら、
出来れば文字があんまり沢山詰まっていなくて
なおかつ、難しくなく、読みやすくて面白いもの。
写真集が定番かもしれないけど、意外と写真集って飽きちゃうし、
ついでに、外に出れない分、写真を見ていると猛烈に外へ出たくて
たまらなくなったりする(ようするに鬱憤が余計溜まるわけ)

この書店員じゃない方が選んだ6冊って、
バラエティ豊かで、こんな風に本を薦めるっていいな~と思いました。

この『配達あかずきん』、若手作家フェアみたいに
本屋で宣伝していて、平積みされていたんだけど、
意外と読んでみて面白かったです。
珍しく本屋が、「本屋」らしく活躍している作品というか。
本屋が舞台っていうのがいいね。
面白い設定。
この本、『本の雑誌』の2006年上半期ベストテンで
堂々の第2位だったんだね。本好きな人の聖地である
本屋を舞台にしているからか、この大好評は♪

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