2017 10 / 09 last month≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11 next month
スポンサーサイト  --/--/--  
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 | スポンサー広告  | Page Top↑
くらのかみ  09/25/2007  
くらのかみ (ミステリーランド)くらのかみ (ミステリーランド)
(2003/07/30)
小野 不由美

商品詳細を見る


隣町の図書館に行った。
ヤングアダルトコーナーというのが出来ていて、
そこにミステリーランドの本がワンサカ!興奮しました。
借りる事は出来ないので、図書館でささーっと読書。

この『くらのかみ』、装丁がめちゃくちゃ好みなんですよね。
布張りのハードブックにうっとりしています。
あたしが小学生なら、是非とも本棚に並べたいシリーズ!
そして、この『くらのかみ』、絵が好きです。
コロボックルシリーズを思い出すよ、佐藤さん。

もちろん、主人公は小学生。
そしてストーリーは子供の目線から書かれていて、冒険もの。
夏休みに遭遇した不思議な出来事を書いているので、
なんというか、ものすごーく懐かしい匂いがしました。
(本の匂いじゃなくて、文章から漂うの)

主人公が、母親の田舎の実家へ夏休みいくことになり、
そこで巻き込まれる相続争い(!)
家督後継の問題で集められた親族達。
一族にまつわる呪いのために、現当主の子供では告げず、
一族の中から跡継ぎを決めなくてはいけないという状況。
そして、その大きなお屋敷にまつわる因縁話に、くらのかみさまの話。

表題の「くらのかみ」とは、蔵の神、と書いて、
座敷童子みたいだ、と本文では書かれている。

田舎の大きな屋敷で起こる事件を、集まった親族の子供たち、
主人公は耕介って男の子だけど、その親族の女の子や男の子が
数名で、跡継ぎ問題で起こる食中毒事件などに挑む!

って内容(笑)

ようするに、ひと夏の恋、じゃなくて、ひと夏の思い出ちっく。
あたしが夢中になるキーワードは、古くからの大きな日本家屋の屋敷、
そしてその一族にまとわりつく呪い。
ちなみに、蔵の神は、その呪いから一族を助ける存在。
呪われつつ守られている、という二重構造。

読み進めるうちに、子供対大人の構図だったのが、
段々曖昧になってくる。子供の集団でも、すごく理論的に食中毒事件の犯人を
あげてみたり。きちんとタイムスケジュールをつくってみたり(笑)
アリバイ確認したり。

子供のころにこんな冒険やってみたかった!

そう思えるようなお話。一番最後にちゃんと日常に戻るのが良い。
冒険の日現実世界だけを描くんじゃなくて、
ちゃんと夏が来たら、次に秋が来るように。
夏休みがあるのなら、夏休みの最後の日が来るように。
きちんと日常に戻ってこれる仕組みをとってるのが良い。

ミステリーランドシリーズのお話として、これを見るに、
もの凄く良い作品だと思う。視点が面白いし、なによりも、子供が読んで
わかりやすくもあり、ミステリーファンの大人も満足できる。
むむ、やるなぁ!




 | 作家〔ア〕行  | TB(1)  | CM(0) | Page Top↑
Secret




TrackBack URL
→http://nutsmeg.blog107.fc2.com/tb.php/19-d7e51a13

Blog状況

最近の記事

カテゴリー

訪問者数

メールフォーム