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オーキレンジャーの一人、
オーキレッドが語るオーキピンクの創作です♪

おかまでロリータなオーキピンク。
もとは、大木隆也だったのだけど・・・・。
ある事情で分裂して5人になりました。

そのオーキピンクと、オーキレッド、オーキブルーの
3人の関係が、なんだか新展開?(違うな)


前回までのあらすじは、こちら。 ←
【執恋】創作カテゴリにあります。
「ダンスのお相手は?」と違うので、ご注意ください~!


↓↓、からはじまります。その3、です。


↓↓↓↓





******* レッドとピンク その3 *******




後ろを振り向いたら、竿を片手に、
もう片手にバケツをもったオーキブルーが立っていた。

貝殻がトレードマークで、日に焼けた肌、釣が大好きな男だ。
性格も見た目どおり、竹を割ったようなさっぱりした性格。
それに、大胆なところも、男気もあるし、意外と細々としたことに気がつく男だ。
男が惚れる男ってところだな。

「お、ブルー?」

「お、レッドにピンクじゃん。」

「おまえ、外釣りに行ってたんか?」

「行ってたって、ほどじゃないよ。」

ちょっと笑って、そういって、ブルーはちょっと池の向こう側を指した。

「池の下降の橋のところで、釣りをしていたんだ。いちお、庭から出てないぜ」

にかっと笑いながら、
大漁大漁~と、ブルーがバケツを持ち上げた。

バケツからは、少ししぶきが上がる。
ブルーのことだから、何匹か釣ったんだろう。
これで、今日の夕食は魚だな。

「で? 釣りは終わったのか?」

「いや、終わったっていうかさ。釣りをしていたら、薔薇の花びらが流れてきて」

「ああ、ブルー。これは・・・・」

そこまで言ったところで、突然、ピンクが話をさえぎった。

「は・・・廃棄処分の薔薇があったから、水面に浮かべたら綺麗かなと思って、浮かべてみただけだ」


はぁ?!

思わず、ピンクをみた。
廃棄処分?
嘘だろ、それ、あきらかに。


いや、これ、花占いの・・・

そう言いかけたおれを、ピンクはギラっとにらんだ。
刺すように痛かった。

(だ・・・黙っとけ・・・ってサインかよ)

「ははは!確かに廃棄処分じゃ、もったいないしな!」

豪快に笑ったブルー。

「・・・・う、うんw」
それに、少し詰まるように答えるピンク。

「・・・・こうやって、水面に浮いてるって、綺麗だよな」

すーっと目を細めて、池に目をやるブルー。
本当に、気持よさそうに、水面に浮いている薔薇の花びらを見ている。

「・・・・・うんっ!ww /////」
嬉しそうに、ピンクが頷いた。

なんだよ、この、甘い会話。

おれは、あっけにとられた。

ブルー・・・・、おまえ、ほんとに爽やかだよ。

そして、ピンク・・・・。

なんで、そこで乙女なの?

「は・・・・花の絨毯・・・・みたいだよね・・・・?」
頬を赤らめながら、つまりながらも、一生懸命ピンクが言葉を繋ぐ。

はなのじゅうたん・・・・・。
あまりの乙女ちっく発言に、おれはぞわっと毛が立った。
明らかに、ドン引きな俺。

でも、そんな、“乙女”なピンク発言に気がつかないように、
ブルーは爽やかに笑った。

「ああ、ほんと、そうだな」

「綺麗だ・・・・」

ブルーの、その視線の先は、水面。

確かに、光を浴びて、水面に浮かぶ色とりどりの薔薇の花びら。
綺麗、じゃない、わけがない。

でもなぁ・・・花占いだぜ?
本当のところは?
あの、殺気立ってないのをみてないから・・・。

そう言いたくなって、ブルーをみた。

でも、ブルーは、そんなドン引きとかじゃなくて、
すごく綺麗なものをキラキラと目を輝かせている。
風に吹かれて、少しまつげが揺れるからか、目を細めている。
ブルーの横顔は、鍛えられてて、
引き締まってて、すごくいい顔をしていた。

あ~、こんな顔を見せられたら、
本当のことをいえないぜ、な、ピンク?

って、ピンクの方をみた。


そしたら、ピンクは・・・・。

頬を赤らめて、池じゃなくて、ブルーの横顔を見ていた。

口がすこし開いてた。
見惚れてる?


・・・・・・・。

な、なんだ、これは・・・・?。


おれは一瞬にして理解した。

ピンクの花占いの相手。
恋している相手が、誰なのか、ってことを。

あんなに必死に花びらをむしっていたのも、まぁ許そう。
そう思えるほどの、必死さで、見つめている。
ピンクが一生懸命ブルーを目に焼き付けているのがわかった。


・・・って、おまえ、自分と同じ顔の男に恋してどうするんだよ?
もとは、同じ、大木隆也、なんだからさ。

どこにツッコんだらいいのかわからなくなった俺は、
とりあえず、いたたまれなくなった。

「今日の晩御飯、魚だから、よろしくな」

花びらから目をそらせたブルーがにっこり笑いながら、
ピンクに魚の入ったバケツを渡した。

「うん!!」

それじゃ。

そういって、ブルーがまた竿をもって、行ってしまった。
その後姿を、名残惜しいかのように、見つめ続けるピンク。


をいをい、やめてくれよ・・・・。
このロマンチックな展開。

ほぉ、っと息をつくのが聞こえる。

「・・・・・、ピンク?」

「・・・・・今のでわかったでしょ?」

え?

顔を赤らめているピンクが、そっぽ向いた。

「花占いの相手」


・・・・って、なんで、こんな乙女ちっくな聞き方なんだよ。

「ずっと、片思い・・・なんだよ」

・・・・・・・・。


思わず黙り込んでしまった。
そうなんだ。
コメントしづらい。

「軽蔑しちゃった・・・?」


だーかーらー。
そんな、乙女風に聞かないでくれ。
ただでさえ、自分と同じ顔なのが、そういってるわけだから、
気持悪いって。

だけど、俺は自分の心の声を出さなかった。

軽蔑、って言葉がここで出てくるとは思わなかったから。
それに、その言葉を出したときの、ピンクの横顔が辛そうだったから。


「・・・・・。軽蔑しないよ」

あー、もう!
おれ、こんなの、苦手なんだよ。
でも、ここで何もフォローしないのは、
リーダーとして、どうかとと思ったんだ。


「・・・・・、好きなのはしょうがないじゃん。」

「・・・・・・・・」

「好きって、頭で考えるもんじゃないし。」
「おれ、よくわからないけど、多分、好きは好きでいいんじゃねー?」
「好きでいるのは、おまえの自由だよ」


なんだか、困ってしまったから、
一生懸命、ない頭から言葉をひねり出してみた。

「・・・・・。それもそうだよね」


外見は、おれとおんなじ大木隆也でも、中身は違う。
ピンクは・・・・、女なんだ、と、あらためて実感した。

これまでは、ただ、おかまな、そういうフリが好きなだけかと
思っていたから。


「それに・・・、ブルーは、俺からみても、ほんといい奴だよ」

「・・・・うん」

「あいつ、ほんと、さっぱりしててさ。男前でさ。男の中の男って感じ?」

「・・・・・・うん」

「だから、お前が惚れたって、しょうがないよ」

そういって、俺は、得意のにかっとした笑いをした。
今度は、ひきつらなかった。

「・・・・ありがとう、レッド」

うわぁ。
こうやって、お礼を言われると、なんだか、居心地が悪い。

それも、見た目は男だし、本当に男なんだけど、
中身だけは「女」なんだ、と実感した後だと、
本当に、居心地が悪い。
って、俺とも同じ顔な訳だし。


なんだか、この乙女ちっくな雰囲気が・・・・・。
そう思って、どぎまぎしている俺を横目に、
ピンクは、花びらの浮かんだ水面を見つめていった。

「あたし・・・・、ブルーと一度でいいから、デートがしたいんだ」

「・・・・・でーと?」


一瞬、おれの頭の中には、いろんなものが走った。

デートってあれですか?

あのー、2人で街に出かけて、一緒にアイスを食べちゃう、ような?
お互いのパフェを、食べあいっこしちゃうような?
今日の記念だよ?とか言って、携帯で撮っちゃうような?


「・・・・そう。デート。2人きりで出かけるの」


いや、まてよ。


「ピンク。だったら、2人でスーパーにでもいけばいいだろ?」
「今日の夕食を一緒に買いだしに行こうとかで」


だって、オーキレンジャーは同じ家に住んでるんだし?
一緒のご飯を食べているわけだから、
いくらでも、2人っきりになれる時間はあるはずだ。

そんな俺の発言を、軽く鼻で笑った。

「違うよ、そんなの、デートじゃない。」

「2人きりじゃないか」

「買出しでしょ、それ」


「あ、そっか」


・・・・・・・・・。


再び沈黙。



この沈黙は、俺の精神上良くないからっ・・・・!


ため息をつきながら、ピンクが言った。

「あたしの夢は・・・・」

・・・・?」




ぞわっとした。


なんか、すごいこと言われそうで。




そ・・・・、その先を言わないでくれ、と思わず心の底から思ったけど、
ピンクの言葉はとめられなかった。







「・・・・白いドレスを着て、日傘を差して、波打ち際をブルーとデートするの」







がーん!






なんて・・・・、なんて・・・・!!!



なんて夢なんだ!!!!!




恥ずかしすぎるだろ、それ!!!!!






衝撃のあまり、おれは倒れそうになった。







++++++++++ レッドとピンク 3 +++++++++;



まだ続く♪

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