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オーキピンクの連載です。
その2、になります。

オーキレッドが語ります♪

創作になりますので、
どうぞ、読まれたい方のみ、どうぞー!

前回までのおはなしは、こちら。←
【執恋】創作カテゴリにあります。


これより下は、創作になります。
↓↓↓↓






(前回までのあらすじ)
オーキレンジャー5人の物語。

森の池で、大量の薔薇の花びらを
むしり続けるピンクを目撃したグリーン、イエロー、レッド。
その行為をとめるべく、じゃんけんした結果、
リーダー・レッドがその役目にあたることになった。







******** レッドとピンク その2 *************




とりあえず、後ろから優しく呼んでみよう。
「ぴ・・・・ぴんく・・・・・?」
返事は無かった。


その代わり、近寄ると、なにやら小声が聞こえる。

「・・・・き・・・・・らい・・・・・き・・・・・・らい・・・・」

本気で、あぶなくなっちゃったのか、ピンクもともと、きちゃってたけど。

そう思いつつ、俺はとりあえず勇気を出して、
少し大きめの声で呼んだ。

「・・・・・ぴ、ぴんく・・・!」

思わず、声がうわずってしまった、情けねー。
一瞬、ピンクの頭が動いた。
でも、視線をそのまま、薔薇から話はしなかった

「すき・・・・・きらい・・・・きらい・・・・っ・・・・・きー!!!!!」

ぐわぁ!!!と、むしった後の薔薇の茎を、ピンクが投げた。

ひゅんっ、と、俺の左側の頬を掠め、後ろへ飛んでいった。
・・・・今のは、無言の威嚇ですか?

「・・・・・話しかけたら、数えてるの、忘れるじゃないのよ!」


振り向いた、ピンクの顔は・・・・、すごい形相だった。
目の下にクマが出来ているような、憔悴しているような・・・・、
そして、激しい怒りのオーラを感じる。

「・・・・・・35勝47敗!」


つばが飛んできそうな勢いでピンクがまくし立てた。
・・・・思わず、相撲の話かと思った、白星とか、黒星とか。

「今から、盛り返すんだから!」

・・・・・・何の話ですか?
そして、12敗しちゃってるじゃん・・・。

「と、とりあえず、落ち着けよ?」

なんか、何の勝負かわからないけど、ピンクの一生懸命さが伝わってきて、
おれは、ピンクの横に座った。

「落ち着けよ・・・・。どうしたんだ?とりあえず、事情を説明してみろ?」


「だって、急に話しかけるから・・・・・!!」

涙交じりの声になってきた。
はあはあ、言っている。
とりあえず、ピンクには何か事情があって、
すごく一生懸命、何かをしていたことがわかった。

「な。どうしたんだよ、こんなに沢山、薔薇の花びらむしってさ」
そう言って、ピンクの肩をぽんっと、叩いた。

「・・・・・悩み事だったら、おれに相談しろよ?」
「おれを頼れよ、だって、リーダーなんだしさ」
にかっと笑ってみた。
ひきつっていたかもしれないけど。

その言葉に、もう少しで横の薔薇の茎山をすべて掴んで
おれに投げてきそうだったピンクの肩から、力が抜けた。

「・・・・・。」

「黙ってないで。」

「・・・・・。花占いしてたの。」

はあ?

は、花占いっすか・・・?!(爆)

ってー、花占いって、・・・・・、あの、花びら1枚1枚、好き・嫌い、の?

「・・・・・」
今度は、おれが黙る番だった。
がくっと、肩が落ちる。
なんだよそれ。

そして・・・・花占いにしては規模が大きすぎるだろ、これ。
やりすぎだよ。
三十、何勝、とかいっていたから、とりあえず、それぐらいの数をむしったのか。

(怨念がこもってそうだよ)

水面いっぱいに浮かんだ、赤やピンク、黄色、
オレンジ、白の薔薇の花びらはきれいだった。
風に吹かれて、すこしづつ、池に花びらが広がっていく。
その光景は、キレイだった。
その光景を作った事情がどんなんだったとしても。

(ああ、花はいいな。きれいだよ)

おれは思いっきりため息をついた。

そんなおれの脱力には気がつかず、ピンクは一生懸命まくしたてる。

「だって!!庭の手入れしてて、薔薇が1本折れちゃったから、それでやろうと思ったの。・・・そしたら、その最初の1本が“嫌い”になっちゃって、縁起でもない!って、もう1本薔薇でやったの・・・・。そしたら、それも“嫌い”になっちゃったんだ・・・・。それで、もう1本ってやったら、今度は“好き”だったの。でも、2本“嫌い”が出ちゃったから、その“嫌い”を裏返すために“好き”が無くちゃいけないって思って。それで、“好き”の数が“嫌い”を上回るようにってやっていたら・・・・」



・・・・・・、“好き”、“嫌い”、とか、多すぎて、訳わかんねー。

おれはおれなりに、ピンクの話をまとめようとした。

要するに、あれだろ?

花占いをしてて、“嫌い”ばっかりでるから、
ムキになってやっているうちに、こうなってしまったってこと。


はぁ・・・・・。

おれは、まだ一生懸命、涙目で訴えてくるピンクを横目に、
聞こえないように、ため息をついた。
聞こえないようにしたのは、聞こえたら、またそれでうるさいからだ。

脱力だよ。
まさか、そんなことだとはな。
遠くで、こっちを観察しているグリーンとイエローに、
目配せをした。とりあえず、大丈夫だよ、って。
安心したような顔をした2人は、こっちに手を振って、行ってしまった。

おれも・・・と思ったけど、ちょっと立ち止まった。

あんなに鬼のような形相で花びらをむしっていたピンクを思い出したら、
笑ってしまうのはかわいそうな気がして。

なにか事情があるんだろう。
こんなに一生懸命、花びらをむしり続けないといけない理由がな。

とりあえず、おれは、ピンクの愚痴をさえぎった。

「―――で? おまえは、その、花占いって、誰とのを占ってるんだよ?」

「えっ?」


言葉に詰まらせたピンク。
えっ?って・・・・。なんだよ、それ。
そう思ってみていたら、だんだんとピンクの顔が赤く染まってきた。

「そ・・・それは、ナイショだよ」

ナイショ、ってカタカナでいうな。

って・・・・、顔を赤らめて、もじもじしはじめたピンクをみていたら、
こっちの方も、恥ずかしくなってきた。
おれ、そんな恥ずかしい質問したか?


そのとき。

後ろから声がかかった。


「―――――おーい!どうしたんだ、これ?」

「あっ・・・・・!」


ピンクが、驚いたように、少しぴょんっと飛び上がった。
え?何、その反応?


と、後ろを振り返ったら・・・・・・。





++++++++++++++ レッドとピンクの関係 2 +++++++++


続きはまた明日♪
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