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親指の恋人  03/07/2008  
親指の恋人親指の恋人
(2008/01/29)
石田 衣良

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『親指の恋人』石田衣良

図書館の新刊コーナーに並んでいたので、思わず借りてきた作品。
石田さんの作品は、『5年3組リョウタ組』とあわせて、
これで2作読んだな。

なんか、ストーリーは出会い系サイトで知り合った
澄雄とジュリアの話。タイトルの親指は、携帯メールを打つ
親指のことを意味していて、出会い系で知り合った後、
メールをやり取りするうちにオフラインで会うようになって
それから、運命の恋に落ちてしまう二人の話。

澄雄は六本木ヒルズに住む資産家の息子。
一方ジュリアは、底辺の生活をしながら、
アル中で博打狂いの父と暮らす女の子。

格差社会、身分違いの恋、出会い系、心中。
この一冊の内容を表すとしたら、この4文字に尽きるだろう。

なんていうか。読み終わって思ったのだけど、
いまどきの恋っていうの?!出会い系で知り合って本気の恋に落ちて
んでもって、二人の未来に障害がはだかった時に、
恋を成就するために死のう!ってするような展開。。

読みながら、共感できるところが少なくて、それどころか、
ありきたりな話だよな~とか、なんでそうなっちゃうわけ?みたいな
「現実が苦しいなら、そこから逃げ出すためには死ぬしかない!」みたいな
安易な結論が少々嫌気がさしてしまいました。
都会的ラブロマンス、みたいな、タブロイド紙じゃないけど、
この安易な流れがどうしても、あたしは肌に合わない。
感覚がなぁ~、どうしても、受け入れないところがあって、
それで、読んでいて、そこまで面白くない。

『5年3組リョウタ組』はそれなりに読めたし、面白いなぁと思った。
石田さんの書く作品に、現代の問題というか、その時代の象徴というか、
そういうものを意識的に織り込んでいるのはわかる。
んだけどな~、この『親指の恋人』はどうなんだろう。
今現在日本で起こっている社会問題とか、あれこれ時事をとりいれて
料理したのはいいけど、これじゃぁありきたりじゃないかー。
とりあえず読み終わったけど、わたしとしては内容が薄く感じられました。

唯一気に入ったのは、挿絵かな。
この挿絵、可愛くて好き。『夜は短し歩けよ乙女』を思い出すね。

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