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ブラックペアン1988  02/15/2008  
ブラックペアン1988ブラックペアン1988
(2007/09/21)
海堂 尊

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『ブラックペアン1988』 海堂尊

『チーム・バチスタの栄光』が面白かったので、
しばらくこの作家にはまってみようーと、借りてきてみた。

バチスタの時に出てきた高階院長が
東城大学付属病院に赴任してきた当時の話。
主人公は、高階さんじゃなく、医者になりたて研修医1年の外科医、世良。

医学物なので、読んでいてあれこれと専門用語が出てくるんだけど、
でも、ストーリーの中で追求していることは同じ。
医者としての倫理観とか、医療に対する心持とか。
1988年って昭和63年のことらしい。
そのころって、確かまだ小学生だったなぁ自分。
その懐かしい時代の空気を漂わせている作品でした。

タイトルにもなった「ブラックペアン」。
これって、医療器具の1種だよね。
なんか、いろんな医療器具の名前が飛び交う作品だったので、
極めつけの場面で使われたブラックペアンが最初想像できなくて、
少し話についていけなかったりもしました。

医療ミスで腹部に残っている医療器具の謎。
思わず、謎が解けた時にむむむーと唸ってしまいました。
医療を施すものとして、手術の技術さえよければいいと思っている人物とか、
医者になれず結局手術技術者にしかなれないとか。
患者に癌を告知するとか、患者の側に立った医療とか、
インフォームドコンセントとか、そんな身近な話題も多く、
意外と、今の時代でも通じるような話題だと思います。

チームバチスタみたいな大きな謎と殺人の話ではない地味な話だけど、
主人公の世良の医療人としての心持とか、医者として成長していく姿とか、
医者と患者の関係など、興味深く読み進めることが出来ました。

もうちょっと時間を置いて、また病院で働くようになったころに
もしくは不意な疾病で入院生活を強いられるようになったりとかしたら、
読み返したい一冊です。
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