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小生物語  09/07/2007  
小生物語小生物語
(2007/04)
乙一

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『小生物語』 乙一

買おう買おうと思いながら、なかなか本屋レジに
連れて行かないままだった、この作品。
乙一は、大好きな作家です。
「GOTH」に出会った時、こんな若手作家が出てくるなんてスゴイ!と
狂喜乱舞したものですが、あれから数年。
乙一、働いていなかったのね(笑)
どうりで新作見ないはずだわ~。

というわけで、久しぶりに乙一の近況を知るべく(?)
日記集を買ってみました。

のっけから、乙一自身の
「この本を読んでも良いことはひとつもない。
この本にお金を咲くのはやめたほうがいい。」
という前書きを読み、ほくそえんでしまった自分。
やっぱ乙一本人らしいや。
いつもなぜか、この人ってダ・ヴィンチとかのインタビューでも
低姿勢&自虐的なところがあって、びくびくした感じを思い出します。

エッセイ、というか、日記なんだけど、
毎日書いているわけじゃなく、それも現実世界を書いているわけじゃなく、
時に妄想なような、そして乙一の頭の中での世界を覗いているような、
不思議な日記でした。ところどころ、小ネタが仕込まれてて
まぁ読むのが楽しい作品でした。
小生、とは、つまり乙一本人の自称。
物語、と書かれているわけだから、そういう風に読めば良いのよね。

一番面白かったのは、91ページ。

以下引用で。

・・・・・・・・・・・・・・

東京の若者たちの間で、「ありえねえ!」という言葉が大流行しているという
噂を聞いた。そこで家に帰ってから僕も「ありえねえ!」を1時間ほど練習した。
うまくできなかった。僕も若くないなと思った。


・・・・・・・・・・・・・・・

小説書かない間にそんなことをしていたのか!と、本屋で立ち読みして大爆笑。
いいよ、本書かなくて。こんな面白いことをしていたなら、許す。
(何様だ、自分)

あと、文庫版を買ったのですが、ハードカバー版から
数年後の文庫落ちだったので、その間の話やら、注意書きやらが
沢山書き込まれてました。中でも、西尾維新さんらとの作家合コンの話もあって
延々と何ページも注意書きみたいな、本文横の走り書きが続いてて、
それも笑ってしまいました。

意外と笑いが足りていない日常にはオアシスのような小生日記かも。
おすすめです。



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