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獣の奏者  11/10/2007  
獣の奏者 I 闘蛇編獣の奏者 I 闘蛇編
(2006/11/21)
上橋 菜穂子

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獣の奏者 II 王獣編獣の奏者 II 王獣編
(2006/11/21)
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『獣の奏者』上下巻 上橋菜穂子

ついに、読んでしまった・・・。
『狐笛のかなた』以来の上橋菜穂子作品。
(今、初上橋、と書こうとして、狐笛を読んだのを思い出した)

守り人シリーズも知っている。
ファンが多いことも知っている。(友達も読んでいる)
だけども、なんだか天邪鬼な性格が災いして、
「よーっしゃ、上橋作品を読もう!」なんて流行に乗らなかったのが
少し悔やまれるけれども、それはそれで。
流行じゃなくても、上橋作品は廃れない、と確信するほど、
守り人シリーズじゃないけど、これはよかった。

獣の奏者・・・・、先月号のダヴィンチで上橋特集が組まれていた。
そこで、ファンによる「上橋菜穂子の人気作品!勝手に配役当て」で
この「獣の奏者」の主人公エリンに、蒼木優があがっていたのを覚えていた。
ダヴィンチで特集、それもでかいなぁ~と感心して、やっぱり素通りした先月。

それが先週、本の雑誌の何月号か忘れたけど、この「獣の奏者」の話がでてて、
対談で題名が挙がっていたのだけど、そこで、すでに読んだAが、まだ読んでいないBに対して
「おまえ、うらやましいぞ。充実した読書時間をおくれるな」と
うらやむ会話があった。

こ、これってすごくわかる。

とても面白くて、こんな作品が世の中にあるんだ!?っていう発見の喜びと
読書の喜びを噛みしめながらも、自分がまだ読んでいなくて、こんな感動を与えてくれる
作品の数が、これで1つ減ったな、と、なんとなく寂しい感情。
遠足なんて、一番楽しいのはその前日の夜だ、というのと同じような感覚で、
面白い、感動できる、心が深く揺さぶられる、自分にとっての名作に出会ったとき、
一番楽しいのは、それを読むまでで、読んでいる間は、
楽しさと終わってしまう寂しさが同居してて、
読み終わったら満足感と共に、やっぱり知ってしまったーっていう、
少しだけ"終わってしまった”感がある。

もしかしたら、あたしが上橋菜穂子作品に、これまで進んで手を出さなかったのは、
こういう"終わってしまった”感よりも、まだ読んでいないことに対しての期待感を
選んだのかもしれない。

まぁ、その期待感は外れなかった。

22時頃から読み始めて、明日は休みだし、ビリヤードでも遊びに行こうかなと
夜遊びの約束をしていたのを、読み始めて30分で放棄し、
そのまま読み続けて、日付が変わり、読み終わりが2時。
まだ読んだあとの感慨深さで心が満たされてる状態、今。

ストーリーに引き込まれて、ぐいぐい読んでしまった。
集中して読んだので、焦って飛ばし飛ばししたつもりはないけど、
できれば、2度目の読みをしたいな。この作品は。
ストーリーの面白さ、だけじゃなくて、心理描写やテーマについて掘り下げて考えたい。
久しぶりに、そう感じました。
いや、この本だけじゃなくてさ、いろんな本にいえることなんだけど。
最近は、記事を書いて、できるだけ本数を消化する方に回っていたので、
どれかに執着して、少しこだわった読みをするのを避けていた感がある。
あ、そんな手抜きして書いているわけじゃなくて、印象に残ったところを重点的に書いていたけど。

とりあえず、1回目の読みを終わり、この感動、この満足感を、
ほとばしる気持ちのままに、乱文として残してみようと思い、書き綴っている。
いつもはメモ帳に書くけど、今はそのまま直接入録してるよ。

上橋菜穂子さん、文化人類学専攻だったというのは、特集記事で知っていたけど、
こういう風に生かされているっていうのは、非常に興味深かった。
自分も同じだよーっなんていうのがおこがましいな(苦笑)
文化人類学らしい考察観点、というか、なんだろう、独特な匂いがする。
狐笛の時は、そこまで感じなかったけど、なんだろう、この手ごたえは。

ひたむきに生きるエリンの姿、生きることについて偽りのない登場人物たち、
それぞれの心の葛藤、真摯に生きているところが、非常に感じ入りました。
もう一回読むと、多分、他者との理解、という観点から、あれこれ考察して、
自分がどう感じたか、それに派生して、あれこれ書けそう。
考えながら読むより、怒涛のごとく、走るように読んでしまったから、
ちょっと表面的なことをなぞった感想しか今、書けないのが事実。
言葉をためて、この作品から感じた情熱や思いを、自分の中で発酵させて、
もう一度、感想を書きたいと思います。

とりあえず、軽く一言で感想を表すなら。

語り手の上手さ、人生観を感じられる心理描写や、独特の世界観に魅了されました。

今日はもう遅いから、これで寝て、明日また読みかえそう。
この本、ハードカバーだから高いけど、買ってもいいな。買う価値あり。



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