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まりあさんのリク夢♪  05/28/2008  
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美晴さんランナウェイ  11/21/2007  
美晴さんランナウェイ美晴さんランナウェイ
(2007/04)
山本 幸久

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『美晴さんランナウェイ』山本幸久

本の雑誌のランキングに載っていたので、借りてきてみた。
ぜんぜんストーリーはわからなかったけど、
図書館で立ち読みしてみた感じ、読みやすそうだと思った。
その初対面は裏切られず、すらすらと読むことが出来た。

話は、ある家族の物語。
語り手は、中学校に入りたての世宇子(ようこ)。
そして、タイトルにもなった美晴さん、ってのは、
世宇子の父親の妹、つまり叔母のこと。
この美晴さん、ってのが、ものすごくおてんばで、そして
いまどきの言葉でいうなら、パラサイトシングルみたいなもので、
結婚せずに、実家を継いだ兄家族とともに一緒に暮らしている。
よく言う、小姑、ってやつでしょうか。

美晴さんは、美人なんだけど、古本屋でバイトをしてて、
んでもって、姪っ子、甥っ子をからかったり、口が減らず、
大事な場面で弱くて、言い訳つけて逃げてしまったり(お葬式も出ない)
そして、しばらくしてお土産を持ってきて、ぺろりって舌を出して
ごめんね、で済ませてしまうような性格。要領がいいっていうんだな。
章ごとに、あれこれと家族の行事で、美晴さんに振り回される世宇子や
その家族の姿を描いている。

なんか、美晴さんってフラフラ生きているようではあるんだけど、
それなりに、自分のポリシーというか、あんまり自己中心的でもないし、
家族の一員として描かれる姿は、意外と好感もてた。
結婚させようと必死で見合い話を持ってくる世宇子のお母さんの方が
なんだかね~って、思っちゃった。

あと、世宇子が従兄弟の自由に恋して、昔のデンスケで自由からもらった
音楽を飽きるほど聴く姿とか、この初恋具合が眩しくてたまらなかった。
世宇子の家には、結婚せず実家にとどまっている美晴さんや、
不思議現象好きな弟、んでもって、会社倒産で一家離散した自由とか、
父母とその子、以外の家族が多くて、なんだか羨ましかった。
その関係性、っていうのかな。

一番最後、美晴さんの恋がメインになってくるんだけど、
美晴さんの恋が実ってよかった。
最後の章が3年後の話で、世宇子と自由の関係も
少し変わったみたいだし、なんだかむず痒くなりましたね。
読みながら思ったのは、この本の中に「他者に対する悪意」っていうのが
存在しないことが、非常に心地よかった。
読みながらも、愛情ある、そんな暖かい雰囲気が伝わってくるし。
ミステリーでもないし、家族ものの泣かせる話ではなく、
淡々と世宇子と美晴さんと、その家族の話なんだけど、じんわりしたな。

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